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青い雪だるま星雲NGC7662

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 投稿者:ASHI58  付きが沈む時間をねらって小倉へ行きました。だんだん風が出てきましたが、結露の少ない夜でした。ちなみに周りが畑なので、湿度は89%,、気温は8℃まで下がりました。  アンドロメダ座の惑星状星雲NGC7662です。青い雪だるま星雲とも呼ばれています。酸素OⅢの青緑色の電離ガスの輝きがみられます。  星雲部分の拡大画像です。カメラをASI715MCに付け替えて強拡大し、PixInsightの惑星状星雲に適した処理を調べて、中心部をできるだけ明瞭にしてみました。400mmの焦点距離のRASA8で、たった16分の露出ではここまでかと思います。  通常の3分や5分の露出では露出オーバーなので、時間を短くして各フレームで中心部が見えるように調整し、結局10秒露出にしました。  拡大していない全体画像は、こんなに小さいです。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2026年10月18日23:27 ,19.5℃  RASA8,IDAS NB1 Di,ASI715MC,EQ6R ASI-PLUSガイド撮影 10秒×99枚 PixInsight,ABE,SPCC,MAS,BXT,NXT,STX,RMASK,LHE

2本のレンズのファーストライト(カリフォルニア星雲とプレアデス星団周辺の星野を撮影)

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ここ数日、爽やかな秋晴れが続きました。10月12日快晴の夜、このほど入手した2本の単焦点レンズ、タムロン SP 85mm F/1.8 Di VC USDとオリンパス M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8(フルサイズ換算50mm)のファーストライトを兼ねて、カリフォルニア星雲(NGC1499)とプレアデス星団(M45)周辺の星野を撮影してみました。どちらも開放F値が1.8の明るい単焦点レンズで、特に85ミリは星像性能が素晴らしいレンズです。25ミリも絞り込めばまともになるだろうとの判断で、いずれもf2.8で撮影しました。(月草亭) 画像処理済み画像 (左85ミリ・右50ミリ) 撮影機材 (カメラ2台を並列同架) 撮影は2台のカメラ(ニコン D810AとHKIR改造のオリンパス OM-D E-M10)をAM5赤道儀に並列同架して行いました。D810Aは、ASIAIR Plusに接続して制御、E-M10はカメラ本体のインターバル撮影です。50ミリの方は、ペルセウス座の2等星ミルファクとアルゴルからおうし座の1等星アルデバランとヒアデス星団あたりまでが写っています。ぎょしゃ座のカペラも見えます。ソフトフィルターを併用して明るい星を強調してみました。 撮影データ 共通   AM5、 Siril・Affinity 85ミリ  ニコン D810A、タムロン SP 85mm F/1.8 Di VC USD、ISO1600・f2.8・60秒×150(総露出150分)、 ASIAIRで制御(ディザなし) 50ミリ  オリンパス OM-D E-M10(HKIR改造)、M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8、ISO800・f2.8・60秒×72(総露出72分)、プロソフトンクリア使用 仕様の異なる2台のカメラをASIAIRで同時に制御することができないため、撮影のタイミングを完全に一致させることは不可能です。そこで、サブカメラ(E-M10)の露光中に星が流れることを避けるために、メインカメラ(D810A)のディザリングをオフにします。また、サブカメラの撮影のタイミングが、メインカメラのオートガイドが停止するタイミング、具体的には、プレートソルブが行われる天体導入や子午線反転、PLANモードでの撮影終了のタイミングと重なるのを避けるために、サブカメラの撮影時間がメイ...

Seestar Ver.3.40の新機能 雲の中のバブル星雲、かに星雲、かたつむり星雲

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 投稿者:ASHI58  昨日AndroidタブレットにSeestarアプリを入れたら、ファームウェアの更新があり、スマート補正にも新しい機能が増えた Ver.3.40になりました。そこで、本日iPadもVer.3.40に更新しました。スマート補正の機能は、次の画面の下に表示されています。  追加されたのは、まずRGB Curvesで、RGB全体または個々の色の明暗を細かく制御します。  また、メニュー右端のTrail rejectionは、航空機や人工衛星の飛跡を消します。  Dark Frame Libraryは、センサーの熱ノイズを効率的に除去するため、様々な条件で事前に撮影・保存しておいたダーク・フレームのコレクションで、毎回撮影する手間を省きます。  Comet Stackingは彗星の日周運動で、彗星の核が画面内で移動しないように合成します。Video Stackingは、ビデオの各フレームを重ね合わせて、ノイズの少ない画像にします。    10/15から10/16にかけては薄雲が広がる空でしたが、この新しい機能を試してみたくて、見出しの星雲の撮影に挑戦しました。本来ならば撮影する気の生じない、明るく透明度の低い、3等星くらいまでしか見えない空でした。まず、 カシオペヤ座の バブル星雲(NGC 7635)です。  雲の中ですが、結構良く写ります。次はM1かに星雲です。とても小さいので3cm径、150mmではつらいですが、中心のフィラメントがなんとか確認できます。  かたつむり星雲IC2169は、 いっかくじゅう座とオリオン座の境界付近で輝く、青白い散光星雲です。雲のために星がにじんでいて、星雲と区別がつきにくいのですが、なんとか、かたつむりを見つけました。空の良いときに、再度、隣のコーン星雲を入れて写したいものです。

SeeStar s30proによる魔女の横顔、M33とスマート補正

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 投稿者:ASHI58  冬の定番のオリオン座魔女の横顔星雲IC2118です。リゲルの光を受けて光る反射星雲です。とても淡く、SeeStar s30proの2時間、しかも鳥取市の光が強いベランダ撮影で、こんなに映るとは予想していませんでした。   センサーはSONY IMX585と性能upしました。スマート補正と合わせて、処理しています。  こちらが元画像です。  M33を長時間撮影して、腕の水色や中心部の黄色、Hαの赤い星(赤ぽち)を出してみようと思いました。4時間50分の撮影で、一反ライブスタック処理画像をスマート補正しました。特に彩度を上げることで色を出しますが、赤ぽちを出すにはまだ露光が足りないようです。続けて数日、晴れれば追加撮影する予定です。  元画像です。

SeeStar s30proのスマート補正を用いた画像処理 M33、網状星雲

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 投稿者:ASHI58  10月8日は月の無い快晴の空になりました。小倉は21.6のSQM(スカイクオリティーメーター)値で、気温8℃、湿度90%でした。赤道儀モードで使いましたが、星が流れてなかなかライブスタックができません。数回アプリ終了とWiFi接続を行って直りました。この件については多くの障害報告があり、次回のアップデートによる修正を早く欲しいものです。  まず、さんかく座M33を撮影しました。大きい銀河なので、SeeStar s30の被写体として適しています。初めの画像は撮影した元画像です。   これにスマート補正を加えたものです。星を少し小さめにして、彩度を上げてみました。  銀河部分を拡大しても結構耐えられる画像になります。  続いて白鳥座の網状星雲を撮影しました。 NGC6960(魔女のほうき/網状星雲西側、図の一番下)とNGC6992を一枚に収めるように、画角を回転させ、重心を移動させました。2つの星雲の間にはNGC6974が収まっています。  次はスマート補正前の 元画像です。   スマート補正の最初は星の大きさの減衰ですが、小さくしすぎると、星雲がぼけてきます。天の川の上で星が目立ちますが、やりすぎに注意。カーソル中ほどで止めた方が良さそうです。 彩度を調整して仕上げます。分子雲の広がりが目立つように明るさも再調整します。

SeeStar s30proの新機能を用いた画像処理 白鳥座、IC5146、M31

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 投稿者:ASHI58  SeeStarのアプリがVer.3.3.2にupされ、ファームウェアも更新されました。それに伴い各種機能が大幅に変わり、最初戸惑いました。  まず、SeeStarとスマホやiPad等の接続が成功すると、画面左上に小さなSeeStarマークが現れ、SeeStarが三脚等に傾けて設置されていると、「赤道儀モード」と表示されます。しかし、緯度の35度からずれ、北極星方向にも向けられていないと、従来の極軸合わせの画面が出て、それに従って運台の角度調整を行います。いつも同じ角度で正しく設置されていると、調整なしですぐ撮影に入れます。私はベランダに緯度調整シートを設置しているので、SeeStarを載せるとすぐ撮影に入れます。    従来はAI Denoiseという、SeeStarが自動的にノイズを減らし、明るさや彩度を調整してくれる機能がありましたが、これがスライドバーで調整できるようになりました。  まず天の川モードで白鳥座周辺を撮影した画像です。白鳥が翼を広げて天の川の上を飛んでいるシルエットと、星座線が表示されます。  My Albumからこの画像を選ぶと次の画像になります。  右上の編集の文字の下のペンのマークをタップします。最初は画面の回転です。そのままでよければ「次へ」をタップします。するとスマート補正が数十秒はたらき、Star Reduction という星の大きさを小さくするモードになります。   中間付近の大きさで良さそう。  右端まで持ってくると星が無くなる。  次に明るさを調整します。  続いて彩度を調整します。赤を強くすると、デネブやサドル周辺のHαで輝く星雲がはっきり見えてきます。その後はノイズの軽減画面になり、完了させます。  次は白鳥座の北のはずれのまゆ星雲(コクーン星雲)IC5146です。  同じように補正すると、拡大しても見られる画像になっています。s30のような小さな星雲や銀河が苦手な機器ですが、スマート補正で大きくしても見られる画像になります。  次はアンドロメダ銀河M31です。月明かりが強くて背景が明るく照らされています。  スマート補正で星像を小さくし、色合いを整え、ノイズを減らします。下のメニューの右端がノイズ軽減処理のスライドバーです。

スマートフォンのレンズで星のスペクトルを撮る

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投稿者:ASHI58     星からの光(電磁波)は、星の成分や動き、惑星の存在などを知る唯一の手段(重力波を除く)です。特に、私たちが使える光は可視光領域なので、分光器が必要になります。  分光器は回折格子を使って、光をスペクトル(光の帯)に分けます。これには、透明なフィルムやガラスに一定の細かい間隔(格子定数)で傷をつけた透過型のものや、ガラスや金属、シリコン基板等の表面に一定の間隔で溝を付け、金属を蒸着した反射型のものが使われます。  私たちが入手しやすく、使いやすいものは透過型です。市販されているものには、一眼レフカメラのレンズに着けるガラス製の回折格子が、五藤テレスコープ社から、解析ソフトと共に「STARANALYSER100」として販売され、RSPECというスペクトル解析装置が付属しています。   ベガのスペクトル | 鳥取天文協会 Tottori Society of Astronomy    今回はAli-Expressで入手できる1,000円前後の1/100mm格子定数のフィルムを使ってみました。撮影してみて、1/300mmにして、スペクトルを3倍の長さにした方が解析しやすいのではないかと思い、注文しているところです。  iPhone17eのカメラの前に置いた様子です。実際の撮影では回折格子をiPhoneに貼り付け、三脚で動かないようにします。  Google Pixelだと撮影時間を4分まで稼げるので、明るい鮮明なスペクトルが得られると思います。撮影している間、星は移動するので、回折格子の角度を調整すると、長方形の幅の太いスペクトルが得られます。  次の図はベガを撮影したものです。  これをImageJというフリーの解析ソフトで分析します。downloadしなくても、Web上で使う機能もあります。  ImageJ   ImageJ.JS  で以下の画面になります。  File-New-Image で撮影した写真を表示し、メニューの左端の長方形を選択し、次の図のように撮影したスペクトルを囲みます。Analyze-Plot Profileを選択すると、スペクトルのピークが得られます。  左はSTARANALYSER100で処理したものを参考に載せています。色の成分や、吸収スペクトルの位置等で星の型や成分、ドップラー効果による地球に対...

6/15 M27亜鈴状星雲

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 天の川がしっかり見えるくらい晴れたので久しぶりに撮影しました。 画像処理はAffinity→Lightroom。フラットは森山さんの白色プラ板を使ったライトフレームと同条件で撮影する方法です。 しっかり形が見えていますがM27初挑戦なのでよく撮れてるのかどうか比較対象がありませんでした...果たしてSeestarを超えることができたのか...経緯台で撮影したので天体の向きは北揃えではありません。 SkyWatcher STARQUEST 80 + AZ GTi Neptune664C+ QBPフィルターⅲ+コマコレクターF5 ‎20256年‎6月15日、‏‎22:15頃~‏‎(八頭町) ライト60s×25枚,ダーク10枚,フラット5枚,Gain 300

金星と木星の大接近/網状星雲の撮影

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金星と木星のランデブーは美しかったですね。昨夜(6月10日)は欲張って網状星雲も撮影しました。さらに欲張って、金星と木星の撮影の後、網状星雲の撮影をASIAIRに任せて、今しか撮影できない水を張った田んぼに映る天の川の撮影に出かける予定を立てていたのですが、曇っていてだめでした。(月草亭) 撮影機材 (左・網状星雲撮影用/右・金星と木星撮影用) 金星と木星は二夜続けて撮影しました。木星は西へ、金星は東へ、わずか1日でけっこう動いていました。文字通りの惑星です。  FRA 400・XW40・OM-1 markⅡ・12mm(コリメート撮影、10倍・実視界7°)  ISO 1600・f2.8、スターリーナイト・プロフソフトン、AZ-GTi(経緯台追尾) 金星と木星の大接近 (左・6.9 21:02 25秒/右・6.10 20:07 1秒) 網状星雲は、5月18日と昨夜の二夜に分けて撮影しました。5月18日はベストコンディションでしたが、昇ってくるのが遅く薄明開始と同時に撮影終了となり、4時間の撮影予定に対し3時間5分。昨夜は4時間フルに撮影できましたが、開始から1時間20分は雲の中で、まともに撮影できたのは晴れ上がってからの2時間40分でした(総露出時間5時間45分)。 網状星雲 撮影データ   マウント AM5  レンズ APO Sonnar T* 2/135(f2.8)  カメラ ASI 294MC Pro(Quad BP使用)   導入・撮影 ASIAIR(Gain200、300秒×69・総露出5時間45分、ディザあり)  画像処理 Siril、Affinity  (180mm相当にトリミング) Sirilによる69画像のスタックに要した時間は1分10秒でした。あっという間です。Sirilには、測光色補正という強力な機能があります。これは、GAIA衛星の実測スペクトルデータを用いて、撮影した天体画像を正確な色に補正するもので、通常、天体名を表示させるためにも使うアストロメトリを併用します。これとグリーンノイズ除去、背景抽出などを適用することにより、その後の強調処理を無理なく行えるようになります。 1_画像を開いた直後は測光色補正を使用できないことが多い 2_天体名(NGC 6995)を入力し、アストロメトリを適用することで… 3_Plate Solveが完...