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2月, 2024の投稿を表示しています
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 投稿者:ASHI58 天体写真 やまねこ座のNGC2683   やまねこ座の棒渦巻銀河NGC2683です。  晴れ間の少ない山陰での、月あかりの中の、雲が広がるまでの約50分間の撮影でした。  センサーサイズが1/2.8なので、RASA8の焦点距離が約3倍の1200mmに換算されます。新規購入のASI715MCで約8000mmで撮影したかったのですが、従来のZWOカメラと異なる形状で使えませんでした。次回に持ち越しです。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年2月28日22:20 RASA8,IDAS NB1 Di,ASI585MC,EQ6R ASI-PLUSガイド撮影 5分×11枚 PixInsight,GX,CC,NXT,CS,BXT,HDMRT,Steraimage

麻生台ヒルズに浮かぶ満月と木星

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 麻生台ヒルズという新しい街?という表現が合っているのかわからないのですが行ってきました。  そのときに満月と木星と右に東京タワーという、人間のゴリゴリな建造物の中に混じって星が写ってる様子が撮れたので掲載します。  森がコンセプトらしいですが、まだ新しいせいか森感はまだないですね^^;  ビルには商業施設やオフィス、上階の何階分かは住居(月の家賃うん百万とか…)が入っているようです。  こんな場所でも月と木星は輝いています。(安部 好史)

マンタと星空

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 この「マンタと星空」は、編集部のコメントにあるように星ナビギャラリーに落選した作品です、残念😥。それがどういう訳か目立たないモノクロのページに掲載されてました。目立たないページなので私自身も最初は気づきませんでした。  コロナが緩和になり離島に星見計画をする方も増えてますので小浜島の紹介コメントも添えておきます。(八木谷 祐一)  撮影日:2023/11/15  20時40分 露出45秒間  カメラ:Eos6D(HKC改造)  レンズ:EF24㎜ IS USM、F2.8開放  フィルター:Lee③  赤道儀:ナノトラッカー  撮影地:沖縄県 小浜島  小浜島は石垣島と西表島の間にある人口約600人、マンタの群れがやってくる島で、NHK連ドラ「ちゅらさん」の舞台にもなりました。お店は前本商店一軒しかないので食糧確保はここでします。  信号も街灯も無いので夜は星好きの方は満足できる島だと思います。撮影スポットはマンタのオブジェ(展望台)のある海人公園や島のヘリポートがお勧めです。診療所がひとつだけありますが体調万全でお出かけください。
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 投稿者:ASHI58 天体写真 かみのけ座銀河団のNGC4844、NGC4859  地球から約3億光年離れたかみのけ座超銀河団の中心付近にある銀河系外の楕円銀河NGC4844(左)、NGC4859(右)です。  宇宙の大規模構造が最初に発見されたところです。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年2月18日2:33 RASA8,IDAS NB1 Di,ASI294MC-PRO,EQ6R ASI-PLUSガイド撮影 5分×20枚、ダーク、フラット PixInsight,GX_BXT,SPCC,NXT,CS,Steraimage
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 投稿者:ASHI58 天体写真 りょうけん座のM106  2月後半はしばらく快晴の夜が見込めませんが、2/18に撮影したM106は未処理のまま置いてましたので、処理してみました。  この日は月が2:00に沈んだのを見計らって、3:00からの撮影になりました。  青く見える部分が星が活発に生成されている領域です。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年2月18日3:08 R200SS,extenderPH,EOS6D,QuadBP,AdvancetVX 2分×45枚、ダーク、フラット PixInsight,gx,spcc,bxt,nxt,cs,hdrmt,SteraImage
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 投稿者:ASHI58 天体写真 画像処理 NGC2903の画像処理  しし座の銀河NGC2903を1/17に撮影しました。しかし、極軸を確認せずに撮影したので、ガイドができず、2分×33枚の画像はおおきなずれを生じており、PixInsightでコンポジットできませんでした。しその1枚ものが下の左端の画像です。  苦肉の策でSteraImageでコンポジットしたものが中央です。EOS6Dはフルサイズなので、周辺減光が強烈です。  この画像をPixInsightで処理(主にRC-Astroのソフト3本)して、再度SteraImageで自動レベル調整で出したものが右端の画像です。  結構精緻な構造が出ているの驚きました。だめなら消去してしまおうかと思った画像でした。 全体はこんな画像で、下と右はコンポジットでのずれの部分が濃く出ています。

月草亭と冬の大三角

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昨夜(2/18)、月齢8.6の月がオリオン座の真上やや西寄りから煌々と月草亭を照らす中、冬の大三角を撮影しました。月夜は星景写真撮影に限りますね。 撮影は、光跡が微妙に不連続になるカメラのインターバル機能ではなく、連続撮影モードとリモートコードによる手動レリーズのホールド機能を使用します。こうすることで、星の軌跡が滑らかな弧を描くように表現できるので、日周運動を撮影する際はよくやります。そして、比較明合成はPhotoshopでやりました。画像処理の詳細は、以下を御覧ください。 Photoshopによる比較明合成 トータルで1時間30分間撮影しましたが、全画像を比較明合成すると、ごちゃごちゃした写真になってしまいました(写真2)。処理に要する時間もかなりのものになります。灯火の影響があったので、地上部分は細工をしています(後述)。 ワンショット画像(写真3)は、RC-Astroのプラグイン・フィルターSXTを利用して作った恒星レイヤーに、10ピクセル程度の〝ぼかし(ガウス)〟を適用し、明るさ・コントラストの自動補正、〝覆い焼き(リニア) + 加算〟によるブレンドで星像を強調しました。日周運動の画像とは比較(明)でブレンドしています。 車の通過や灯火の影響を受けたショットがある場合、それらの影響のない画像を開き、「選択範囲」→「空を選択」した後、「選択範囲」→「選択範囲を反転」させ、次いで「編集」→「コピー」、そして比較明合成した画像へ「編集」→「特殊ペースト」→「同じ場所にペースト」で、影響を排除できます。 レンズは、「タムロン史上最高傑作/〝点が点として写る〟超高画質」が謳い文句(メーカーホームページより引用)のSP 35mm F/1.4 Di USDを使いました。(月草亭)  (データ) 撮影日時 2024.2.18 19:38〜21:08 撮影地  自宅(八頭町郡家) カメラ  ニコン D810A レンズ  タムロン SP 35mm F/1.4 Di USD(サイトロン スターエンハンサー使用) 露 出  ISO 800・f2.8・15.0s、Photoshop 2024にて画像処理 写真1 露出時間12分 写真2 露出時間1時間30分 写真3 ワンショット画像
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 投稿者:ASHI58 天体写真 おおぐま座のM101  回転花火銀河で有名なM101をR200SSとAdvancedVXの試験を兼ねて撮影してみました。  横着して極軸をいい加減でセットしたためか、ガイド撮影は乱れ、ガイドをはずしてなんとか2分×17枚の画像で処理しました。30分そこそこの写りですが、伸びた星像はBlurXTerminatorが修正してくれました。    Bergamot.JellybeansさんのupされたM101に近づけるよう、ち密な操作、機材選定、長時間撮影等の改良で、銀河の内部構造が細かく表現できるように精進できたらと思います。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年2月17日2:00 R200SS,extenderPH,EOS6D,QuadBP,AdvancetVX 2分×17枚、ダーク、フラット PixInsight,gx,bxt,spcc,nxt,cs,hdrmt,SteraImage
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 投稿者:ASHI58 天体写真 おおぐま座のIC2574  おおぐま座の系外星雲であり、矮小不規則銀河IC2574です。  30分間の撮影です。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年2月17日0:58 RASA8,IDAS NB1 Di,ASI294MC-PRO,EQ6R ASI-PLUSガイド撮影 5分×6枚、ダーク、フラット PixInsight,GX_BXT,SPCC,SXT,NXT,CS,Steraimage
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 投稿者:ASHI58 天体写真 ぎょしゃ座のスパイダー星雲IC417  ぎょしゃ座の散光星雲IC417です。  欧米ではその形からSpider星雲とよばれていますが、どこか蜘蛛に見えそうでしょうか? データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年2月13日22:57 RASA8,IDAS NB1 Di,ASI294MC-PRO,EQ6R ASI-PLUSガイド撮影 5分×16枚、ダーク、フラット PixInsight,GX_BXT,SPCC,SXT,NXT,CS,SteraImage

NGC2264 クリスマスツリー星団とコーン星雲 - ナローバンド撮影

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 NGC2264 クリスマスツリー星団の周辺部をナローバンドで撮影撮影しました。 これは過去に撮影したカラーカメラの画像です。色合いだけでなく星雲内部の構造も違って見えます。

2/17未明の①TCP J13530185+0522000(AT 2024crd)、②SN 2024gy、③62P、④C/2023 A3

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 2/17未明に① TCP J13530185+0522000(AT 2024crd)、② SN 2024gy、③ 62P、④ C/2023 A3 を撮ってみました。(前田 式部) ① TCP J13530185+0522000 (AT 2024crd)  UT 02/14.7502 (JST 02/15 03:00) ごろ群馬県の小嶋正さんがCBAT及びTNSに発見報告した TCP J13530185+0522000 mag13.2 U Vir (TNS AT2024crd)です。  データー   撮影日時 2/17 04:14 露出35秒 画像:トリミング ② SN 2024gy  UT 01/04 (JST 01/05)に板垣さんによってNGC4216に発見されたSN 2024gyです。発見されてから40日余りたっていますがまだ明るい状態を保っています。  データー   撮影日時 2/17 05:18 露出50秒 画像:トリミング ③ 62P/Tsuchinshan  データー   撮影日時 2/17 05:00 露出105秒 ④ C/2023 A3  (Tsuchinshan-ATLAS)  データー   撮影日時 2/17 05:38 露出90秒 画像:トリミング 共通データー  望遠鏡 ペンタックス 75EDHF f=500mm  赤道儀 ビクセン GP2  カメラ キャノン EOSkissX7i ISO3200

M101 回転花火銀河

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 M101を惑星撮影用カメラASI715MCで撮影しました。(トリミングなしです) このカメラはピクセルサイズが1.45μmと非常に小さく、解像度は3864x2192(842万画素)あります。いままでの惑星撮影用カメラは200万から多くても400万画素程度。 800万画素あれば銀河や星雲の撮影にも使えるはずです。 これは恒星の大きさを表示したものです。平均で2.97ピクセル(2.7")の像を結んでいます。 鏡筒はFSQ-85ED+レデューサQB0.73xで焦点距離は330mmになります。ASI715MCのセンササイズは5.6x3.2mm。画角は0.98x0.55°です。1ピクセルあたりの画角は約0.91"しかありません。 1ピクセルが1.45μmなので2.97ピクセルの星像は4.3μmです。新しいレデューサQB0.73xも凄いですがASIAIRのオートフォーカスがここまでフォーカスを追い込めるのはもっと驚きでした。 このようなピクセルサイズの小さいセンサには、シャープな恒星像を結ぶ鏡筒があってこそです。 撮影データ  撮影日:2024.02.17 02:00~  撮影地:岡山県美作市  赤道儀:ZWO AM5  鏡筒:Takahashi FSQ-85ED + ReducerQB0.73x F3.9 f330mm  カメラ:ZWO ASI715MC Gain35  フィルタ:IR/UV Cut  露出:100分(300秒 × 20枚)  オートガイド:ZWO ASI120MM mini f130mm(ディザリングあり)  撮影機材:ASIAIR Plus  画像処理: PixInsight, LuminarNEO, PhotoshopCC Posted by  BergamotJellyBeans
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 投稿者:ASHI58 天体写真 M1かに星雲  おうし座の超新星の残骸M1を撮影しました。  1054年の爆発は藤原定家が日記「明月記」に記しています。  フィラメント構造を明瞭に出せないかと試行錯誤しました。この後撮影したM82が斜め方向に星が流れていたので、R200SSの主鏡を洗浄したときの光軸の狂いかとどきっとしましたが、こちらでは円になっているものが多かったので大丈夫かと思います。  安価なアンドロイドが反応が遅くて困ってますが、多分寒さでバッテリーの消耗が速く、省電力モードで動作不良になったのではないかと思います。また、確認してみます。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年2月13日22:11 R200SS,extenderPH,EOS6D,QuadBP,AdvanstVX 3分×15枚、ダーク、フラット PixInsight,gx,bxt,spcc,nxt,cs,hdrmt,SteraImage

月草亭の天体観望システム

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 2016年の春、月草亭(自宅離れの名称)に協栄産業のGFRP2.0ドームを設置しました。当初より、月草亭からインターネットに接続するためには、家庭内LANへ接続する手段を講じる必要がありましたが、母屋から届くWiFiの電波は非常に弱く思案していたところ、PLCアダプターと電燈線を介して母屋と離れを繋ぐことで、家庭内ネットワークを増設する方法があることを、知人からの情報で知りました。最初の画像がその概念図です。 私の場合、身体的な理由で夜間屋外での長時間に及ぶ活動に制約があり、普段の天体観望や撮影は極力室内からの遠隔操作に頼ることが多くなります。一例として、ASIAIRによる天体写真撮影や電子観望の際は、ASIAIR PlusとiPadを以下のようにステーションモード接続します。 ASIAIR Plus…<有線LAN>…PLCアダプタ…<電燈線>…PLCアダプタ…<有線LAN>…WiFiルータ…<WiFi>… iPad iPadと月草亭1階のWiFiルーター間以外はすべて有線接続で、確実なデータのやり取りが可能です。もちろん、iPadでASIAIRを操作しながらインターネットに接続することも可能です。ただし、ドームは電動回転ではないので、屋上バルコニーに設置した望遠鏡での撮影となります。2月13日と14日の投稿記事の写真撮影もこの方法によります。 2/13  APO Sonnar 135mmF2で撮る星野写真           2/14  ASIAIRのPLANモードを使ってみました 複数人で鑑賞する場合など大画面で楽しみたいときは、USB-C接続した外部モニター(27インチ)を使用することもあります。WiFi接続による出力よりも数段鮮明です。また、やったことはありませんが、母屋にあるApple TVへミラーリングすれば、月草亭から操作しているiPadの画面を母屋から見ることも出来ます。(月草亭) PLCアダプターと電燈線による家庭内ネットワーク 月草亭のドーム内に増設したPLCアダプター (有線LANポート・WiFi機能有り) USB接続でiPadから外部モニターへ出力 (モニター下にWiFiルーター、テーブル下にPLCアダプター) 屋上バルコニーの望遠鏡で撮影中の様子 (ドームは手動回転なのでリモート撮影には不向き)
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 投稿者:ASHI58 天体写真 ふくろう星雲  12日、13日と山陰ではめずらしい冬場の晴天の夜が続きました。   おおぐま座のふくろう星雲は小さくて淡い 惑星状星雲 です。  久しぶりにR200SSにEOS6Dを付けて撮影しました。風が強くガイドは大暴れ。1mのフードもよくなかったと思います。電池の消耗が速いANDROIDは反応も遅く、1つのキーが反応するのに1分もかかりました。   2枚目の右上はM108銀河です。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年2月13日23:22 R200SS,extenderPH,EOS6D,QuadBP,AdvanstVX 3分×17枚、ダーク、フラット PixInsight,gx,bxt,spcc,nxt,cs,hdrmt,SteraImage
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 投稿者:ASHI58 天体写真 いっかくじゅう座の クリスマスツリー星団、 コーン星雲    なんか、口を開けた動物の顔に見えませんか?   データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年2月13日1:00 RASA8,IDAS NB1 Di,ASI294MC-PRO,EQ6R ASI-PLUSガイド撮影 5分×20枚、ダーク、フラット PixInsight,GX_BXT,SPCC,SR,NXT,CS,Steraimage

ASIAIRのPLANモードを使ってみました

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久しぶりにε-160EDと冷却CMOSカメラの組み合わせで、いくつかの星雲を撮りました。今回は、ASIAIRのPLANモードで、かに星雲、モンキー星雲、ウルトラマンの故郷M78星雲、クラゲ星雲の順に撮影していきました。念のため、AM5赤道儀にはバランスウェイトを装着しておきました。 PLANの設定画面では、撮影天体の子午線通過のタイミングと高度がわかりやすく表示され、撮影計画を立てるのにとても役に立ちます。子午線反転はかに星雲撮影中に無事行われました。反転前の最後のショットから反転後の最初のショットまでの間、7分間程度のインターバルがあり、赤道儀は天体の追尾を停止します。その間、ASIAIRの星図画面では時間の経過とともに天体がゆっくり西へ移動するようすが見られます。反転後、天体の追尾を再開すると子午線を示す緑のラインがゆっくり東へ移動してしていくようすが見られおもしろいです。 撮影は薄明終了の19時10分過ぎから1時半頃まで続きました。撮影が終わると赤道儀は自動的にホームポジションへ移動します(子午線通過後の反転のタイミングや、撮影終了後のホームポジションへの移動・電源オフは設定で変更可能)。撮影中は、撮影開始と子午線反転のタイミングで望遠鏡の動作確認のためにその場にいただけで、その後は家に戻って寝ました。(月草亭) (データ) 撮影日時 2024.2.13 19:17〜2024.2.14 1:27 撮影地 自宅(八頭町郡家) 赤道儀 ZWO AM5 鏡筒 タカハシε-160ED(εエクステンダー160ED使用、800mmF5) カメラ ZWO ASI 294MC pro(IDAS NGS1フィルター使用) ZWO ASIAIRによるオートガイド撮影(PLANモード)、Stella Image 9(ダーク・フラット補正、コンポジット)、Photoshop 2024(RC Astro プラグイン・フィルター使用)で画像処理 M1 かに星雲 総露出時間90分(180秒×30枚) NGC2175 モンキー星雲 総露出時間24分(180秒×8枚)※なぜかガイドエラー多数 M78星雲 総露出時間75分(180秒×25枚) NGC2175 クラゲ星雲 総露出時間78分(180秒×26枚) ASIAIRのPLANモードで撮影計画 子午線反転のタイミングと天体の高度がわかりやすい

スカイツリーと木星と月のランデブー

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少しだけ春が顔を出しましたね。 先週は東京は数センチの雪で大騒ぎしていました。 スカイツリーのバレンタイン仕様(赤いのはリボンです)と木星と月が一緒に撮影できました。(安部 好史)

2/13未明の①さそり座新星②いて座新星③C/2021 S3彗星

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 2/13早朝晴れたので①さそり座新星( PNV J17261813-3809354 )②いて座新星( PNV J18025353-2914151 )③C/2021 S3(PANSTARRS)彗星を撮ってみました。  座骨神経痛で歩くことが困難となって、3か月余り観測を休んでいましたがやっと痛みも和らいできたので、恐る恐るですが試に小さな軽い機材を持って湖山池畔に撮りに出てみました。寒かったこともあってかまだ身体にこたえるような感じです。(前田 式部) ①さそり座新星(PNV J17261813-3809354)  UT 02/09.8438(JST 02/10 05:15)ごろオーストラリアのAndrew PearceさんがCBATに発見報告し、続いて茨城県の櫻井幸夫さんも発見報告をしています。分光観測の結果は ATel 16440 で報告されています。   データー   撮影日時 2/13 05:13 露出30秒 ②いて座新星(PNV J18025353-2914151)  UT 01/27.8704(JST 01/28 05:43)ごろ三重県の中村祐二さんがCBATに発見報告し、分光観測の結果は ATel 16428 で報告されています。   データー   撮影日時 2/13 05:31 露出45秒 画像:トリミング ③C/2021 S3(PANSTARRS)   データー   撮影日時 2/13 04:51 露出75秒 画像:トリミング  共通データー   望遠鏡 ペンタックス75EDHF f=500mm   赤道儀 ビクセン GP2   カメラ キャノン EOSkissX7i  ISO3200

APO Sonnar 135mmF2で撮る星野写真

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2月12日・13日と、二夜続きの素晴らしい快晴でしたので、我が家で天体写真を撮りました。12日は 135ミリ望遠レンズと冷却CMOSカメラの組み合わせで、ぎょしゃ座・いっかくじゅう座・オリオン座を狙ってみました。ASIAIRとAM5赤道儀による制御です。ASIAIR単独で初めてオートガイドがうまくいきました。これまでうまく行っていなかった原因は2つあって、1つは必要のないST4ケーブルを接続していたこと、もう1つは古いキャリブレーションデータをクリアしていなかったことでした。やれやれです。性懲りもなく今回もオリオン座を撮りました。3EV差の3種類のライト画像をHDR合成させて、M42のトラペジウム周辺を表現してみました。(月草亭) (データ) 撮影日時 2024.2.12 19:10〜23:00 撮影地 自宅(八頭町郡家) 赤道儀 ZWO AM5 レンズ Carl Zeiss Apo-Sonnar 135mm F2(f2.8) カメラ ZWO ASI 294MC pro(IDAS NGS1フィルター使用) ZWO ASIAIRによるオートガイド撮影、Stella Image 9(ダーク・フラット補正、コンポジット)、Photoshop 2024(RC Astro プラグイン・フィルター使用)で画像処理 ぎょしゃ座 総露出時間60分(180秒×20枚) いっかくじゅう座 総露出時間60分(300秒×12枚) オリオン座 総露出時間約50分(180秒・22.5秒・2.8秒、各15枚)