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おとめ座銀河団の中心NGC4438,4435,4425

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 投稿者:ASHI58   おとめ座銀河団の中心付近のNGC 4438です。すぐ左の銀河はNGC4435、右上はNGC4425です。この銀河は複雑に乱れた形状をしていますが、かつてM86と衝突したとみられています。    月の出が日付が変わる1時間後で、黄砂等の影響の少ない夜なので、小倉へ出かけました。観測小屋のある小倉新台地に上がる坂道を、2頭のイノシシが横切りました。  2024年の4月にも同じ機材で撮影しましたが45分ほどの露出でした。今回は2時間半の撮影ができました。  ASI715MCは星が肥大するため、さらにdrizzle2xをかけるとPlateSolvingが困難で、SPCCやAnotetionなどのPixInsightの機能がなかなか使えません。  今回はPCのデバイスドライバーを手動更新して、PCが異常になり、Windowsの再インストールでPixInsightも消え、BXT,NXT,SXTも消えて入れ直しが大変でした。また、背景を平滑化するGraXpertはPixInsightには入れられず、外部アプリになりました。   データ 鳥取市河原町小倉にて。2026年4月8日22:07 RASA8,IDAS NB1 Di,ASI715MC 15.3℃,EQ6R ASI-PLUSガイド撮影 3分×50枚、ダーク、drizzle2x PixInsight,MAS,BXT,NXT,hdrmt36,StellaImage9  

Sirilによる画像処理(魔女の横顔星雲)

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1月に撮影した魔女の横顔星雲を、Siril(Mac版 ver.1.4.2)とAffinity、Appleの写真アプリで再処理してみました。 大まかな作業の流れは、次のようになります。 Siril(ダーク・フラット補正を含む前処理→スタック→背景除去とノイズ処理→逆畳み込み→軽いストレッチ)→Affinity(恒星・星雲分離→ストレッチ)→Apple写真アプリ(明るさ・コントラスト調整) 本稿では、Sirilでの処理を中心に概要を述べてみます。(月草亭) sirilでスタック→Siril・Affinityでストレッチ(今回) StellaImage 10でスタック→Affinityでストレッチ(2026.1.20) 撮影データ  撮影日時  2026.1.18 18:45 〜 1.19 01:04   撮影地  自宅(八頭町郡家)   マウント  AM5   レンズ  APO Sonnar-T* 2/135(f2.8)   カメラ  ASI 294MC Pro (IR/UVカット使用)   導入・ 撮影  ASIAIR(Gain120、180秒×116枚・総露出時間5時間48分、ディザあり)  その他  180mm相当にトリミング 1.Mac版Sirilでは、ユーザーフォルダ内のピクチャフォルダが作業ディレクトリに割り当てられます。あらかじめ「Lights」「Flats」「Darks」「Biases」(この通りの名前にしないと失敗します)フォルダを作っておき、スタックするファイルをコピーしておきます。 ファイルをディレクトリにコピー 2.「スクリプト」>「Sirilスクリプトファイル」>「OSC_Preprocessing.ssf」と進むと、ダーク・フラット補正を含む前処理からスタックまでの一括処理が始まります。116枚のLight画像(Flat・Dark・Bias画像は各10枚)のスタックまでに要した時間は、わずか2分ほどでした。 ダーク・フラット補正からスタックまで一括処理 3.スタックしたファイルは自動では開きません。「開く」をクリックし、スタックによってディレクトリ内に生成された「result_…….fit」を選びます。「process」「masters」はスタックの処理過程で自動生成されるフォルダです。 スタックしたファイルを開く 4.開いた直後のファイルは...

4/10 SN 2026fvx

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 3/17(UT) りゅう座のNGC4205に19.46等で発見された SN 2026fvx が明るくなっているとのことなので撮ってみました。(前田 式部)    データ   撮影日時 4/10 21:13 露出60秒   望遠鏡 カサイ 110ED 0.8レデューサー f=616mm   赤道儀 アストロ MEGA   カメラ キヤノン EOS KissX7i ISO3200   トリミング

春の星座をSeester S30proで撮影

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 投稿者:ASHI58      Seestar s30proには、新しく星座モードが4K広角カメラで実現されました。  4月8日は日付けが変わって1時間ほど、黄砂の少ない月のない空になり、この新機能を試してみました。  5分程度の露出とAI Denoiseによる処理です。  りゅう座  うしかい座  しし座  木星を孕む双子座。右上にカペラ、左下にプロキオン  北斗七星

春の嵐と銀河の撮影

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4月4日の春の嵐は凄まじかったです。台風でも倒れたことのなかった月草亭バルコニーのピラー脚がひっくり返ってしまいました。2.5kgの水の入ったタンク3つで足元を押さえ、防水・防風のためにポリバケツとタイヤカバーで覆っていたのですが、重心が高くタイヤカバーの裾の絞り方も不十分で風をはらんだようです。幸いバケツとカバーがクッションとなり、載せっ放しの赤道儀は無傷でした。 新たな防水・防風対策として、赤道儀は取り外しピラー脚だけにして重心を低くし、ポリバケツとタイヤカバーで覆うことにしました。これまで通り3つの水タンクも使います。赤道儀をその都度載せることになり不便ですが、しばらくこれで様子を見ます。(月草亭)  強風で横倒しになったピラー脚と復旧後(従来)の状態 新・ピラー脚の防水・防風対策 昨夜(4月8日)は、M51(子持ち銀河)とM101(回転花火銀河)を撮影しました。画像処理ではSirilを使ってみました。180枚のLight画像にダーク・フラット補正を施し、スタックを終えるまでの所要時間が僅か2分ほどでした。デコンボリーション(逆畳み込み)機能が使えるのが嬉しいです。AffinityとApple写真アプリを仕上げに使っています。 ASIAIRのPlanモードで自動撮影 M51 (子持ち銀河) とM101 (回転花火銀河) 撮影データ(共通)  撮影日時  2026.4.8 20:00 〜 4.9 2:54   撮影地  自宅(八頭町郡家)   マウント  AM5   鏡筒   ε-160ED(エクステンダー使用・800mmF5)   カメラ  ASI 585MC Air (ZWO UV/IRカットフィルター使用)   導入・ 撮影  ASIAIR(Gain252、60秒×180枚・総露出時間3時間、ディザあり)  画像処理  Siril、Affinity、Apple写真アプリ Sirilでは、アストロメトリー機能を使って天体名を表示させることができます。

4/8 TCP J16163603+4452289

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 UT 04/05.6655 (JST 4/6 00:58)ごろの発見として三重県の中村祐二さんが国立天文台経由でCBATに報告した TCP J16163603+4452289 mag14.2 U Her を4/8撮ってみました。この天体について国立天文台はCBATへの報告の中でおそらく AT2026hyy と同じとの注釈をつけています。(前田 式部)  データ   撮影日時 4/8 21:52 露出70秒    望遠鏡 ペンタックス 75EDHF f=500mm   赤道儀 ミザール AR-1   カメラ キヤノン EOS KissX7i ISO 3200   トリミング

山から昇るパンスターズ彗星

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 4/6未明、パンスターズ彗星を地上の風景を入れたくて低空の透明度の良い岡山に行ってきました。 ① 撮影日:2026/04/06  03時50分50秒〜8秒間 カメラ:eos RP レンズ:EF100㎜マクロ  F2.8→F3.2 フィルター:ケンコー スターリーナイト 三脚固定で20分おき7コマを比較明合成 撮影地:岡山県 撮影者:ジュノー ② 撮影日:2026/04/06    03時59分00秒〜30秒間 カメラ:ASI533mcpro レンズ:EF200㎜  F2.8 赤道儀:タカハシEM11temma2jr フィルター:笠井ムーン&スカイグロー 撮影地:岡山県 撮影者:ジュノー