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M82のスターバーストを強調

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                                  投稿者:ASHI58  3月に撮影したM82銀河のスターバーストを強調処理してみました。  PixInsightのColorSatulationで彩度を上げ、HDRMT4で細部を強調処理し、SteraImageでアンシャープマスクをかけてみました。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年3月10日20:18 RASA8,IDAS NB1 Di,ASI715MC,EQ6R ASI-PLUSガイド撮影 5分×17枚、ダーク PixInsight,GX,SPCC,BXT,NXT,HDRMT,CS,Steraimage

4月の満月・十五夜・望月はピンクムーン(Pink Moon/桃色月)🌕

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 4月24日(水) 08時49分に満月の瞬間を迎えました🌕  4月の満月は、アメリカの農事歴で「ピンクムーン(Pink Moon/桃色月)」とも呼ばれます。  シバザクラのような鮮やかなピンク色の花が咲く頃という意味だそうで、実際に月がピンク色に見えるわけではないということです。  どんよりとした天気が続いていましたが、24日(木)、準夜勤の勤務を終えた23時13分頃、雲が多いながら月を見ることができました。  帰宅後の0時30分過ぎにも見られて、自宅庭🏡で咲き始めたツツジと一緒に写真に納めました📱(植垣 緑)

4/27~28 惑星状星雲&小惑星のコラボ3題 ①NGC6210&パラス Pallas (2)、②IC4593&エウニケ Eunike (185)、③NGC2392&アストラエア Astraea (5)

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 4/27~28 惑星状星雲&小惑星のコラボ3題 ①NGC6210&パラス Pallas (2)、②IC4593&エウニケ Eunike (185)、③NGC2392&アストラエア Astraea (5)を撮ってみました。4/28は天候が悪く薄雲を通しての撮影となりました。小さな惑星状星雲と暗い小惑星のコラボなので見えにくいですが、拡大して見てください。惑星状星雲特有の青緑色も少しわかるかと思います。(前田 式部) ①NGC6210&パラス Pallas (2)   撮影日時 4/27 21:24 露出35秒 ②IC4593&エウニケ Eunike (185)   撮影日時 4/27 21:41 露出35秒 ③NGC2392&アストラエア Astraea (5)   撮影日時 4/28 19:48 露出25秒    共通データー   望遠鏡 ペンタックス 75EDHF f=500mm   赤道儀 ビクセン GP2   カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200

おとめ座銀河団のNGC4438,4435,4425

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 投稿者:ASHI58  おとめ座の超銀河団にあるマルカリアンチェーン中心部のNGC4438、その右隣が4435、左下にNGC4425の銀河が存在します。  月が出る前の透明度のやや低い(SQM=28.5)空でした。久しぶりの撮影で、ピントのくるい(前回より気温も10℃高い)やガイド不良(どんどん流れる)で3分×16枚しか使えませんでした。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年4月27日21:16 RASA8,IDAS NB1 Di,ASI715MC,EQ6R ASI-PLUSガイド撮影 3分×16枚、ダーク PixInsight,GX,SPCC,BXT,NXT,CS,Steraimage

経緯台モードのAM5をASIAIRで動かしてみました

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昨夜(4月27日)は、経緯台モードのZWO AM5をASIAIRで動かしてみました。薄雲の広がる少し残念な夜空でしたが、ASIAIRのライブスタックの実力検証を兼ねた試運転でしたので、予定通り実施しました。 今回は、AM5に、エクステンダーを外しFS−60CB化させたタカハシFS-60Qを載せ、ZWO ASI462MCとCelestronズームアイピース8-24mmをフリップミラーで切り替えながらの観望・撮影です。 今回の観望・撮影システム まず、冬の星々の残る西の空に唯一まともに見えていたプロキオンを導入し、ライブスタックしてみました。Plate Solvingはバッチリです。10秒露光で5枚という短時間勝負なのできれいにスタックできました。天の赤道に近いことは視野回転が目立たないことと関係があるのでしょうか。 プロキオン周辺のライブスタック 次いで、前夜に続きM51を導入しました。カメラのゲイン値を最大にし、10秒露光の10分間のライブスタックを目指していましたが、雲が多くなってきて31枚(5分10秒)しかスタックできませんでした。でもしっかりここまで出ました。天の北極に近いので、さすがに視野回転が目立ちます。 M51のライブスタック このスタック画像を見ながら、3月16日のデジタル天文体験会(鳥取天文協会青年部主催)の時のことを思い出しました。あの時は代表の坂本陽菜さんがZWO SeeStar S50でM51をライブスタックして見せてくれたのでした。昨夜と同じようなコンディションの中、雲の中のM51がしっかりあぶり出されていました。ZWO社のテクノロジー恐るべしです。 →  3.16鳥取天文協会青年部主催デジタル天文体験会 M51撮影中 快適な眼視のために、前夜も使った笠井トレーディングのAOK双眼鏡プレートを使いました。これにアルカスイス・ビクセン規格両用アリミゾ(どこのメーカーさんのものだったか忘れてしまいました)を1/4インチカメラネジで取り付けますが、締め付けが弱いので、急遽カメラネジ穴を対角線上で挟むようにM8ネジを切り、イモネジで強く固定しておきました。(月草亭) M8イモネジでアリミゾを強く固定した双眼鏡プレート

4/27のC/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS

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 4/27の夕方良く晴れたので、C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLASを撮ってみました。明るくなって尾が出てきています。これからどのような姿を見せるか楽しみです。(前田 式部) データー  撮影日時 4/27 20:35 露出45秒  望遠鏡 ペンタックス 75EDHF f=500mm  赤道儀 ビクセン GP2  カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200   ※ トリミング 

AM5赤道儀を経緯台モードで使ってみました

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世界一斉天体観望会だった昨夜(4月27日)、ZWOのAM5赤道儀を経緯台モードにしてAPM70mm対空双眼鏡で観望しました。 赤道儀の説明書にあるとおりに、極軸体を垂直に起こし、ハンドコントローラーのキャンセルボタンを押しながら電源オン。ついでキャンセルボタンの長押しでホームポジションへ。これで準備完了と思い、iPadのASI Mountアプリで木星を導入してみると、ありゃりゃ! 木星は西の空にいるはずなのに南を向くではありませんか!? いろいろ思案して思い当たりました。普段ピラー脚に据付けっ放しで赤道儀モードで使っているAM5の極軸体を垂直に起こし、ホームポジションへGoToすると西向き水平になるのです。その時初めて「そうか、ホームポジションは北向き水平か」と気づいたわけです。ということで、AM5をピラー脚上で90度右回転させることで事なきを得ました。「北向き水平がホームポジションだなんて、説明書のどこにも書いてなかったぞ、いや待てよ、それは自動導入経緯台の常識なのか?」などど独り言ちながら、観望開始です。 北向き水平のホームポジション シリウス、M45,M42と、冬の星々を名残惜しみながら、続いてミザール、コル・カロリ、M51、アークトゥルスと、春の星々をみていきました。使い勝手は、「快適!」の一言に尽きます。ちょっとそこらの経緯台に比べ極めて頑丈でびくともしません。しかも追尾は正確。長時間の観望もできて、言うことなしです。 せっかくなので、スマホで写真を撮りました。アマゾンで買った1,000円程もしないスマホホルダーを取り付けたiPhone 15 Proを接眼レンズの上に置いただけ(眼視もしないといけないので固定はせず手持ち)ですが、何も付けないよりは撮影が楽です。その理由として、  ・撮影カメラをメインカメラに限定できる(iPhoneがカメラ選択を迷わない)  ・接眼レンズとカメラレンズの光軸を合わせやすい  ・手持ちだが、固定枠がある程度手ブレを防止してくれる といった点が挙げられます。 撮影用に使ったスマホホルダー iPhoneのナイトモードのおかげで、明るいM42は余裕で写りますし、かろうじてM51も確認できる程度に写りました。画面の長押しでAE/AFロックができることを知らず、ピンボケも甚だしいですが、掲載します(f=400mm・18mmアイピース使