工作用キラット望遠鏡と、赤道儀の指導への応用
投稿者:ASHI58 さじアストロパークのキラット望遠鏡を、ぜひ子ども達の工作教室で使えないかと、パーツに分けて組み立てる形を模索しました。また、鏡筒を支える台座とアームの可動部分を活かして、赤道儀の原理を学ぶのによい教材になると思いました。 CADソフトで一から作ろうとしましたが、Fusionや123d Designでは、何か所か切断したり加えた面があると、エッジを丸めるfillet処理ができないことが分かり、製作したキラット望遠鏡を、ワニ目ノコギリでパーツに分解ました。 写真をChatGPTで背景の無いものにし、Bambu StudioのMakerlabのTripo-3Dで、1/2の縮尺でstlファイルを得ました。各パーツは、バランスをよくするために台座の下に楕円の板を付けたり、アームから鏡筒が外れにくいように部品を足したりしました。 鏡筒を筒状に加工し、奥に反射鏡に相当するアルミシートを配置しました。 部品を組み立て、黒い部分を塗装して完成です。金色バージョンも作りました。 組み立てる際に、赤道儀の働きの説明をすることができます。長時間撮影には赤道儀が必須です。 北極星を見つけ、赤道儀の 極軸 ( 赤経軸 )を天の北極に向けます。このとき、赤経軸と地軸は平行になります。また、赤経軸の傾きは、その地点の緯度と同じです。参考図(小学館ニッポニカ)を下に示します。 キラット望遠鏡の台座を北に向けると、極軸は天の北極を指します。 赤道儀は主に 赤経軸(極軸) と 赤緯軸 の2つの回転軸で構成され、 赤緯軸(鏡筒を支持している2点を結ぶ直線)は赤経軸に直角に交わり、望遠鏡の鏡筒を目的の天体に向けることができます キラット望遠鏡の鏡筒を支えるアームの台座部分の軸は、赤経軸の周りに、地球の自転速度に合わせて回転でき、天体の見かけの動きの日周運動を打ち消しすため、視野の中の天体が静止し、長時間撮影が可能になります。