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7月, 2023の投稿を表示しています

7/31未明のTCP J19183710+2127170

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 UT7/29.676(JST 7/30 01:13)ごろ群馬県の小嶋正さんがCBATに発見報告したTCP J19183710+2127170 mag12.8 U VULを撮ってみました。発見報告のページにはVSXにGaia DR2の位置でZTF J191837.29+212722.1で登録されている変光星との指摘がなされています。DSS2等の写真星図を見ると小嶋さんが報告された位置にも指摘された位置にも暗い星が存在し、どちらがどうかと思いながら撮影すると明るく写ってきたのは指摘された位置と思われ、この星の増光という指摘は正しいのではと思います。(前田 式部)   データー  撮影日時 7/31 01:26 露出35秒  望遠鏡 カサイ 110ED ×0.8レデューサー f=616mm  赤道儀 アストロ光学 MEGA  カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200   ※画像処理とトリミング

8/20 はっとう星の観望会開催について

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 本田実さんを偲んで、はっとう星の観望会を八東公民館主催で8/20(日)18時から旧八東小学校グランドで開催致します。  実際にグランドに出るのは19時半は過ぎると思いますが、当日の天候や場所の問い合わせなど不明な点は遠慮なく山脇までお尋ね下さい。  普段、観望会に参加されない地元の方々も来られる、ゆったりとした会です。  皆さまの参加をお待ちしております。 本田実顕彰会 山脇

7/29未明のC/2020 V2

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 7/29未明にC/2020 V2を撮ってみました。11時30分方向にごく薄い尾が伸びているように見えます。(前田 式部)   データー  撮影日時 7/29 03:23 露出75秒  望遠鏡 カサイ 110ED ×0.8レデューサー f=616mm  赤道儀 アストロ光学 MEGA  カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200   ※画像処理とトリミング

大観望会の時の天体画像

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 7月の大観望会に参加させて頂きました。1月に入会させて頂いて、何回か観望会に参加させて頂きましたが7月の大観望会で初めて天体観測を皆様とご一緒にさせて頂きました。最初は緊張しましたが皆様と天体のお話しをしたり、分からない事を親切に教えて頂いている間に緊張もほぐれて来て、楽しい有意義な時間を過ごさせて頂きました。有難うございました。此れからも宜しくお願いします。  まだまだ未熟ですが、その時撮った天体の画像です。(藤原 正勝)

スマホで天体写真

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高校生の宿泊研修の対応に向けた練習です。 今までの月撮影で、最高の写りのようです。(門脇 修)  国府コミュニティーセンター  D150mm f1,800mm  ズームアイピース MZT 8-24  天頂プリズム仕様  HAUWAY P20lite 自動設定撮影

IC1295&NGC6712

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 大観望会、お疲れさまでした。コロナ緩和なのか宿泊の地学班の学生さんも多く、熱心に観測されていて久々に賑やかでした。  特に会員の、田中さん、藤原さん、藤原さんの3名は県外からの参加で大観望会を盛り上げていただきありがとうございました。機材やソフトのいろんなお話が聞けて良かったです。 またイベントや総会に未参加の会員さんで同じ会の仲間の顔を知らない方、MLを眺めるのもいいですが実際にお互いの顔を見ながら生の声で自己紹介しあうことは大切なことですね、親睦も深まりますし。但し、現職の方はご多忙でしょうからお時間の許す限りということを一言付け加えさせていただきます。  前置きが長くなりましたが天の川もよく見えたので、たて座のIC1295&NGC6712を同視野で狙ってみました。露出時間がアンバランスな2天体ですがIC1295は青くてとても綺麗です。最近腰痛なので重い赤道儀はやめて小型の赤道儀を使いました。(八木谷 祐一)  (IC1295&NGC6712)   撮影日時:2023/07/22   21時31分16秒~(5分間露出×4コマ=20分間)   鏡筒:ビクセンAX103s+0.77RD、f=635㎜、F=6.2   赤道儀:タカハシEM11Tennma2JR   カメラ:Eos6D(HKC改造)   フィルター:IDAS NB2-PM,HEUIBⅡ   PHD-2、SI9+DPP4、トリミングあり

6cmアクロマート望遠鏡での撮影

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 自作6cmアクロマート屈折望遠鏡での10秒間×枚数のライブスタック画像です。  参考に使用したフォーカシングアダプターとアクロマートレンズ(いずれもAlibaba)の画像を付けました。(足利 裕人)  データ   ASIair mini,AZ-GTiで制御   カメラ:ZWO ASI585MC  スタック枚数   M27    88枚   M81,82  66枚   M106    66枚   NGC6992 124枚    Albireo   2枚 二重星ですが,完全には分離できていません。   M20,M21   17枚

7/24夜の12P

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 7/24の夜12Pを撮ってみました。バースト直後の恒星状に比べだいぶんコマが広がってきました。大きくトリミングして強拡大してみましたが変な形、2本の角があり、まるでクワガタムシの頭のよう。(前田 式部)    データー   撮影日時 7/24 20:50 露出90秒   望遠鏡 カサイ 110ED ×0.8レデューサー f=616mm   赤道儀 アストロ光学 MEGA   カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200    ※画像処理とトリミング

2023年7月 大観望会は大盛況でした

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今回の大観望会は、快晴の絶好のコンディションでした。 干潟星雲・三裂星雲からバンビの横顔あたりまでとアンタレス付近から青い馬頭星雲あたりまでの星野を、ポータブル赤道儀と135ミリレンズ付フルサイズ一眼レフカメラで撮影しました。前者はオメガ星雲がちょこっと写りましたが、縦構図にしてわし星雲まで入れればよかったと後悔しています。機材は抜かりなく準備したつもりでしたが、極軸望遠鏡の暗視野照明装置の電池が切れており、極軸調整がいい加減になってしまいました。ポラリエはオートガイド未対応ですが、露出時間が15秒と短いので、結構アバウトな極軸調整にもかかわらず無難なガイドが出来ました。 データ(共通)  カメラ ニコン D810A  レンズ カールツァイス アポゾナー135mmF2  赤道儀 ビクセン ポラリエ  露 出 ISO3200・f2.8・15秒×30枚(総露出時間450秒)  その他 ケンコー スターリーナイト使用      ステライメージ9・フォトショップ2023にて画像処理(ダーク・フラット補正) 3枚目の写真にあるように、長野県のテレスコ工作工房さんに制作を依頼したパーツを介してペンタックスのレフコンバーターを極軸望遠鏡に取り付けてみました。これ、結構優れもので、極軸望遠鏡以外に望遠鏡のファインダーでも使えるので、天頂付近の天体を照準するのがすごく楽です。(月草亭)
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2023/7/22 さじアストロパークで大観望会に参加しました。 夜半前までいい星空に恵まれ改めて星取県を実感しました。 写真は施設前からの天の川です。 1枚撮りでノイズを抑えた処理なのでシャープさに欠けますが 自身のいい記録になりました。 当日、事務局の宮本さんはじめ、石谷会長、皆様、本当にお世話になりました。 ありがとうございました。

ベランダ撮影,自作6cmアクロマート

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 電子観望で短時間のライブスタックで楽しむなら,高価な望遠鏡で無くとも,アクロマートである程度目的は達成できます。今朝の東の宙の星雲たちです。(足利 裕人)  データ   鳥取市面影パークタウン 2:00~3:30   ASI-AIRによる画像加工無しライブスタック画像   自作D60mm,F300mmアクロマート    M31    10秒54枚   M33    10秒109枚   NGC253   10秒65枚

バーストした12P

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 私もバーストした12Pを撮ってみました。撮影時刻は前田さんより約2時間早いです。 (八木谷 祐一)   撮影日時:2023/07/21   20時35分55秒  露出90秒   鏡筒:ビクセンVC200L+0.77RD  f=1386㎜、F=6.9   赤道儀:タカハシEM200Temma2   カメラ:Eos6D(HKC改造)   ISO=6400   トリミング

7/21の12P

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 バーストした12Pを7/21の夜撮ってみました。言われていたとおり全く恒星状で明るい、びっくり。撮った画像を眼で見た感じでは11.5等くらいか?。(前田 式部)   データー  撮影日時 7/21 22:47 露出40秒  望遠鏡 カサイ 110ED ×0.8レデューサー f=616mm  赤道儀 アストロ光学 MEGA  カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200   ※画像処理とトリミング

7/21未明のPNV J19030433-3102187

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 UT7/19.8663(JST 7/20 05:47)ごろカダール天文台 S.korotkiy らがCBATに発見報告した PNV J19030433-3102187 mag11.4 U Sgrを7/21未明に撮ってみました。青白い色をしています。前夜は天候が悪く諦めていたのですが日が変わって1時過ぎ目が覚めた時透明度は良くないものの晴れていたので、急いで準備し撮ってみました。既に高度が低くなっていて隣家の樹木や電線、街灯の光など障害となりいいことになりません。(前田 式部)    データー   撮影日時 7/21 02:07 露出15秒   望遠鏡 カサイ 110ED ×0.8レデューサー f=616mm   赤道儀 アストロ光学 MEGA   カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200    ※画像処理とトリミング

7月中旬深夜の夏の星空と秋の星空🌌

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2023(令和5)年7月17日 月曜日 《7月中旬深夜の夏の星空と秋の星空🌌》 17日(月)の深夜には久し振りに星空が広がっていました🌌 自宅庭🏡からでも天の川🌌が綺麗に見えて感激しました🤗 夏の大三角、そして、東の空にはカシオペア座、秋の大四辺形、写真にはアンドロメダ銀河もモヤ〜っと写っていました。 土星🪐そして木星⭐️も昇ってきていました。 夏と秋の星々を堪能しました🌌 iPhone12 miniで撮影📱 自宅庭🏡からだと周りが山に囲まれていたり、建物や木などの陰になり、実際の昇り始めより遅めに姿が見えるようになったり、沈むのが早目になったりします。(植垣 緑)

7/18未明に土星の横をすり抜ける地球接近小惑星2023 MG6

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 7/18未明に土星の横をすり抜ける地球接近小惑星2023 MG6(地球最接近 UT7/16 9.5LD φ約300m)を撮ってみました。土星と小惑星の光度差が大きく土星は明るい星のように写っています、また土星のゴーストも目立ちます。(前田 式部) データー  撮影日時 ① 7/18 01:50 露出20秒  撮影日時 ② 7/18 01:55 露出20秒  撮影日時 ③ 7/18 02:00 露出20秒  撮影日時 ④ 7/18 02:05 露出21秒    望遠鏡 カサイ 110ED ×0.8レデューサー f=616mm  赤道儀 アストロ光学 MEGA  カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200   ※画像処理とトリミング

地球接近小惑星 2023 MG6

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 7/17未明に地球接近小惑星 2023 MG6を撮ってみました。(前田 式部) 地球接近小惑星 2023 MG (最接近 UT7/16 9.5LD φ約300m) 4分間の動き 撮影日時 7/17 01:06 露出20秒 撮影日時 7/17 01:08 露出40秒 (移動が判りやすいように2倍の露出) 撮影日時 7/17 01:10 露出20秒 共通データー  望遠鏡 カサイ 110ED ×0.8レデューサー f=616mm  赤道儀 アストロ光学 MEGA  カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200   ※画像処理とトリミング

7/16夜~翌朝 彗星 2023 E1、2022 A2

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 7/16夜~翌朝にかけて良く晴れたので2彗星 ①2023 E1、②2022 A2 を撮ってみました。(前田 式部) ① C/2023 E1 撮影日時 7/16 21:54 露出45秒 ※トリミングなし ② C/2022 A2 撮影日時 7/17 00:32 露出60秒 共通データー  望遠鏡 カサイ 110ED ×0.8レデューサー f=616mm  赤道儀 アストロ光学 MEGA  カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200   ※画像処理とトリミング

7/16夜のTCP J17525020-2024150

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 UT7/15.4590(JST 7/15 20:01)ごろオーストラリアのAndrew PearceさんがCBATに発見報告した TCP J17525020-2024150 mag10.3 U Sgrを7/16夜撮ってみました。赤い色をしています。三重県の中村祐二さんもUT15.5215(JST 7/15 21:31)ごろCBATに独立発見を報告しています。分光観測の結果新星と確認されました( ATel 16135 )。(前田 式部)   データー  撮影日時 7/16 21:13 露出20秒  望遠鏡 カサイ 110ED ×0.8レデューサー f=616mm  赤道儀 アストロ光学 MEGA  カメラ キヤノン EOSkissX7i     ※画像処理とトリミング

日没後の金星、夜明け前の月と木星

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2023(令和5)年7月9日 日曜日 《日没後の金星🌟》 2023(令和5)年7月10日 月曜日 《夜明け前の下弦(かげん)の月・二十三夜月(にじゅうさんやづき)🌗と木星⭐️》 2023(令和5)年7月11日 火曜日 《夜明け前の下弦(かげん)過ぎの月🌗と木星⭐️》 2023(令和5)年7月12日 水曜日 《下弦過ぎの月(月齢23)と木星(−2.1等)⭐️の接近》 なかなか空模様がすっきりとしない日々が続いていますが、星空では様々なドラマが繰り広げられています🌌そんな星々の営み💫をタイミングよく自宅庭🏡からiPhone12 miniで撮影することができました📱 7月7日(金) 七夕の日🎋は、金星🌟が−4.7と最大光度になりましたが、雨で見ることができませんでした😢 9日(日)の日没後、やっと姿を見ることができました。 雲が多いのにも関わらず、明るく輝き流石の存在感❗️ この後、直ぐに雲の中に隠れてしまいました。 10日(月)の夜明け前の東の空には、下弦(かげん)の月・十三夜月(じゅうさんやづき)🌗と木星⭐️を見ることができました。 下弦の月🌗は、真夜中の0時頃に出る左半円状の月で、10時48分に下弦の瞬間を迎えたようです。 翌日の11日(火)の夜明け前の東の空にも、下弦(かげん)過ぎの月🌗と木星⭐️を見ることができました。 翌日12日(水)の未明から朝け方に接近するのを前に、10日(月)より距離が近づいていました。 12日(水)の未明から明け方、下弦過ぎの月(月齢23)🌗と木星(−2.1等)⭐️が接近しました。 離角は05時00分に月🌗が、木星⭐️の北2.1°。 早目に目が覚めて庭に出て東の空を見上げたのですが、雲に覆われていて見えそうにない状態でした。 少し粘ってみましたが、出てきそうにないので諦めかけた4時30分頃、月の姿が見え始めたので慌てて写真を撮りました📱 この日の日の出は04時55分頃。 かなり明るくなっていて、肉眼では木星は見えなくなっていました。 しかし、写真には写っていて感激でした🤣 流石に金星🌟の次に明るい惑星です。 今週末くらいには梅雨が明けると言われています。 天の川が綺麗な季節🌌 満天の星空が待ち遠しいです🌠(植垣 緑)

孫たちとの星空観察

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昨夜、帰省している孫たちと一緒に自宅離れの屋上バルコニーで星空観察をしました。小学4年生になる孫娘の夏休みの理科の宿題は「夏の大三角をさがそう」だそうです。そこでまず、夏の大三角、北斗七星と北極星、誕生日の星座のさそり座やてんびん座、天の川などを一緒に探した後、屈折望遠鏡(タカハシ・TSA120)を覗かせてやりました。 都会育ちの孫たちによると、家の周りでは普段全く星は見えないとのこと。肉眼で見える満天の星、望遠鏡で見る内合間近の三日月のような金星、ベガの強い輝きやアンタレスのオレンジ色とその周りの小さな星々などに魅せられたようです。(月草亭) (7月18日追記) 寝ずに待っていた孫たちに土星を見せてやると大いに喜んでくれました。土星以外は望遠鏡の接眼レンズにアダプターを介してミラーレス一眼レフカメラボディを装着して撮影しました。(月草亭) データ 日 時 2023年7月17日 20:46〜22:28 場 所 自宅(八頭町郡家) 鏡 筒 タカハシ TSA120(アイピース ペンタックス XW20、土星のみ XW10) 赤道儀 セレストロン CGEM カメラ オリンパス OM-D EM-10 MarkⅡ 露 出 ISO1600・絞り優先オート(2秒)

さそり座

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 八頭町の山崎です。 悪天候から急に夏日になりましたね。みなさまは豪雨の影響は大丈夫だったでしょうか? 久しぶりに満天の星空だったので娘を寝かしつけてからいそいそとでかけてきました。 以前から挑戦してみたかった、さそり座アンタレス付近の星雲たちをやっと撮れました。久しぶりの画像処理なので使い方を忘れていることだらけで...一通り調べ直しました(笑)星雲の浮かび上がらせ方にもっと技術の向上が必要ですね。 1.さそり座 カメラ : EOS RP レンズ: EF40mm f2.8 STM f2.8、60s、ISO400、2023/7/16 1枚撮り、ポラリエ使用、プロソフトンクリア+スノークロス   2.アンタレス付近を無改造機で挑戦 カメラ : EOS RP レンズ: EF200mm f2.8 L USM f2.8、15min(30s×30)、ISO3200、2023/7/16 DSSで画像処理(light 30,dark 22,darkflat 17,flat 17)、ポラリエ使用

M51 子持ち銀河

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 そろそろ銀河祭りの終焉を迎えますね。 駄作ではありますが、夏の星雲の前に滑り込みセーフということで子持ち銀河です。 M51 2023 4/22~23 300sec×50 (250分) EOS X9i(HKIR) ISO3200 EQ6R GS200RC HEUIBⅡ フィールドフラットナーⅡ SI9 PSCC FAP 岡山県 備前市

最大光度(−4.7)、一日前の金星🌟と寝待月(ねまちづき)・臥待月(ふしまちづき)🌖

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2023(令和5)年7月6日 木曜日・7月7日 金曜日 《最大光度(−4.7)、一日前の金星🌟と寝待月(ねまちづき)・臥待月(ふしまちづき)🌖》 7月7日(金)は金星🌟が最大光度(−4.7等)になるということですが、午後からお天気が怪しくなりそうで見られないかもということで、6日(木)の日没後、ちょうど金星🌟が西の山に沈む前に見られたので最大光度、一日前の金星🌟の写真をiPhone12 miniで撮りました📱 この日は夕方頃から鱗雲みたいなのが出ていました。 周りは雲に囲まれていましたが、明るい金星🌟が更に明るく感じました🤗 日付が変わって、夜中の2時30分頃ふと目が覚めて、外に出て夜空を見上げると寝待月(ねまちづき)・臥待月(ふしまちづき)🌖が南の空に浮かんでいました。 臥待月より前の月齢17の月を居待月(いまちづき)と言いますが、居待月よりさらに遅い月の出で「伏しながら待つ」という意味があるそうです。 七夕🎋の日の夕方になりましたが、小雨が降っています☔️ 今年も雨の七夕🎋なのかなぁ〜😅 毎年、雨が降っているような気がします。 ちょうど梅雨ですからね。 旧暦の伝統的七夕では8月なので晴れる可能性もあるようなのですが🌌(植垣 緑)

久し振りの金星🌟、十六夜(いざよい)🌖

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2023(令和5)年7月4日 火曜日・5日 水曜日 《久し振りの金星🌟、十六夜(いざよい)🌖、7月の満月は「バックムーン(Buck Moon/男鹿月)🌕」》 この頃、空模様が悪く星がほとんど見えない日が続いていますが、4日(火)の20時過ぎ、久し振りに金星🌟が見られました。 沈む時間がだんだんと早くなっているようですし、自宅庭🏡からでは西の方に山があり早めに沈むのでギリギリ見られました。 7日(金)には、最大光度になるということです。 最大光度時の金星🌟は−4.7等で、平均的な1等星の約200倍もの輝きとなるそうです。 3日(月)の20時39分には満月🌕を迎えましたが、見ることができませんでした🥲 7月の満月は、アメリカの農事歴で「バックムーン(Buck Moon/男鹿月)」と呼ばれます。 7月は雄ジカ(=バック)のツノが生え変わる時期であることから、この名前がつけられたと言われています。 4日(火)の夜も星はほとんど見えませんでした。 5日(水)に変わった後の3時40分過ぎ、ふと目が覚めると外がほんわかと明るい感じでした。 おぼろでしたが月を見ることができました。 十六夜(いざよい)🌖でしょうか⁉️ 十六夜とは「ためらい」の意味を持つそうです。 17日目で月齢16だと立待月(たちまちづき)・十七日月(じゅうなぬかづき)🌖 山の端に出る月を「立って待つ」の意味があるそうです。 いずれもiPhone12 miniで写しました📱(植垣 緑)

自作アクロマートで,満月下のアンドロメダをベランダ撮影

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 7月6日早朝は薄曇り*月明かりが煌々と照らしていましたが,梅雨の中休みの貴重な晴れ間なので,自作アクロマートのテストをしました。  自作60mm径300mm焦点距離,360gのアクロマート屈折望遠鏡を使い,2階のベランダの手すりに板で作った台を載せ,AZ-GTiを赤道儀化して撮影しました。  アンドロメダ銀河M31ですが,明るい一つの星が青ハロを示しています。少し星が流れてますが,観望会での電視観望による星雲のライブスタックでは使えそうです。  ASI-air mini を使い,10s×51枚のライブスタックです。ベランダの手すりから20cmほど出すと,全天の東半分が撮影可能になります。(足利 裕人)

TNSに報告されたAT 2023miqについて

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 UT6/30 11:03:50.4(JST 6/30 20:04)ごろTNSに発見報告された AT2023miq mag13.88 ZTF_Botlについて、固有運動の大きな星と思えたのでいつものように① DSS Poss1 Red、② DSS Poss2/UKSTU Red 及び③ PanSTARRS DR1 Color 画像を使って可視化して検証してみました。  これも大きく移動する赤色矮星で、現在は③画像の+の位置(報告された位置)にきていると思われ、この移動天体を捉えている可能性が高いと思います。  またこの天体をVizieRを使って調べてみると通常はもっと暗い星のようですのでフレアを起こした可能性が考えられます。  赤色矮星のフレアーについての参考文献として、以前「星天の会」の(の)さんが紹介されていた< https://www.aavso.org/vsots_uvcet >や赤色矮星の短時間フレアーについての研究報告< https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2022/8019/ >などがあります。(前田 式部)  ※その後のさらなる調査で、この星は「 ティーガーデン星 」という固有運動が大きな星であることがわかりました。また、TNSでの位置検索で、このティーガーデン星を、過去に「 AT2022weo 」と「 AT2020ppj 」としても誤認していることがわかりました。