今シーズン初めての土星とだいぶ細くなった金星(2026.9.30/10.1)

昨夜(9月30日)の山陰地方は、終日快晴でした。翌10月1日の昼前まで晴れが続いたので、今シーズン初めての土星と、だいぶ太陽に近づき見えづらくなりつつある細い金星を撮影してみました。(月草亭)

8月21日のファーストライト以降、長雨の影響でのびのびになっていた、セレストロンのWiFiモジュールの始めての実戦投入です。土星の南半球が見えています。昨年見えなかった輪がだいぶみやすくなりました。

9月30日の土星(シーイング3〜4)

撮影データ

 撮影日時 2026.9.30 22:38  撮影地 自宅(八頭町郡家)
 マウント NexStar Evolution  鏡筒 セレストロンC8 SCT(2000mmF10直焦点)  カメラ ASI 715MC
 導入 SkySafari 7 Pro  撮影 FireCapture  画像処理 Planet Stacker X

StarSence AutoAlineカメラは、鏡筒ではなく、鏡筒を載せるL字プレート上のファインダーアリガタ(MoreBlue製・写真下左)に取り付けています。こうすることにより、カメラを付け替えることなく双眼望遠鏡などの別鏡筒を搭載することが可能になります(キャリブレーションのやり直しが必要な場合があります)。StarSence AutoAlineカメラと鏡筒と間には、光学ファインダーと鏡筒との間に生じる程度のわずかな光軸のずれはあるものの、キャリブレーションによりアイピース視野内へのかなり正確な天体導入が可能です。同期により導入精度をさらに上げることができます。

NexStar Evolution経緯台に取り付けたL字プレートと土星撮影の様子

本日(10月1日)午前中に撮影した金星です。かなり細くなりました。10月22日の内合に向けてどんどん見えづらくなります。最大光度2日前の9月17日同様、太陽でワンスター・アライメントを行い、金星を導入しています。

撮影データ
 撮影日時 2026.10.1 11:46  撮影地 自宅(八頭町郡家)
 マウント AZ-GTi経緯台  鏡筒 SE102(500mmF4.9)  アイピース 8-24mm(8mm)
 カメラ OM-1 markⅡ(ムービーモード・拡大撮影)  導入 SynScan Pro

金星撮影の様子と金星

9月17日の撮影では、シースターの太陽フィルターを使いましたが、色がニュートラルでないのと、固定するのにテープを使っており格好が悪いので、ケンコーのND1000(58mm径)とND100(52mm径)、そして対物キャップの穴を通る48mm延長筒および各径ステップアップ・ダウンリングを使って工夫してみました。高価なND100000と同等の減光効果が得られます。ずっと付けっ放しにして対物フードに被せておき、昼間のアライメントや太陽観察・撮影に使おうと思います。

太陽フィルターを取り付けたSE-102とワンスター・アライメントの太陽(今回)

今回考案した対物キャップの太陽フィルター

SE102ファーストライトの太陽フィルターと太陽(9月17日)

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