2023年7月 大観望会は大盛況でした



今回の大観望会は、快晴の絶好のコンディションでした。

干潟星雲・三裂星雲からバンビの横顔あたりまでとアンタレス付近から青い馬頭星雲あたりまでの星野を、ポータブル赤道儀と135ミリレンズ付フルサイズ一眼レフカメラで撮影しました。前者はオメガ星雲がちょこっと写りましたが、縦構図にしてわし星雲まで入れればよかったと後悔しています。機材は抜かりなく準備したつもりでしたが、極軸望遠鏡の暗視野照明装置の電池が切れており、極軸調整がいい加減になってしまいました。ポラリエはオートガイド未対応ですが、露出時間が15秒と短いので、結構アバウトな極軸調整にもかかわらず無難なガイドが出来ました。

データ(共通)
 カメラ ニコン D810A
 レンズ カールツァイス アポゾナー135mmF2
 赤道儀 ビクセン ポラリエ
 露 出 ISO3200・f2.8・15秒×30枚(総露出時間450秒)
 その他 ケンコー スターリーナイト使用
     ステライメージ9・フォトショップ2023にて画像処理(ダーク・フラット補正)

3枚目の写真にあるように、長野県のテレスコ工作工房さんに制作を依頼したパーツを介してペンタックスのレフコンバーターを極軸望遠鏡に取り付けてみました。これ、結構優れもので、極軸望遠鏡以外に望遠鏡のファインダーでも使えるので、天頂付近の天体を照準するのがすごく楽です。(月草亭)

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