SeeStar S30で昼間の金星を撮影しました

昨日(2月26日)に続き、SeeStar S30を使ってみました。今回の目標は昼間の金星観望・撮影です。導入精度を高めるために、昨日の要領で太陽を導入(→ こちら )した後でSeeStarのコンパス補正をしました。その後で再度太陽を導入してみると、ジョイスティックの操作をせずにセンターターゲットONだけで、太陽を導入することができました。 次にいよいよ金星の導入に挑戦! 金星にGoTo直後は視野内にそれらしいものが見つかりませんでしたが、ジョイスティックを〝遅い〟でほんの少しだけ動かしてやると、視野の端の方に運良く金星の姿をとらえることができました。そこでセンターターゲットをONにすると視野の真ん中にバッチリ金星を導入できました。 写真は、倍率を変えて撮影したものです。正中(14:06)直後の金星です。4倍ではかなり大気の揺らぎを確認できます。 左から、1×・2×・4× SeeStarでの金星撮影後、光学望遠鏡による昔ながらの拡大撮影もやってみました。眼視もできるのでリアリティがあり、これも捨て難いです。スマホによるコリメート撮影より鮮明で、かなり細くなっているのが分かります。(月草亭) 撮影データ 撮影日時 2025.2.26 17:37 撮影地 自宅(八頭町郡家) マウント スカイウォッチャー AZ-GTi(赤道儀モード) 鏡筒 タカハシ FS-60Q(600mm F10 ) アイピース ペンタックス XW20(撮影)/スカイウォッチャー ズームアイピース8-24mm(眼視) カメラ オリンパス OM-D E-M10 露出 ISO 400・1/500(トリミング)