宇宙帆船イカロスの工作

 投稿者:ASHI58

 イカロスのミッションの概要がここにあります。

https://www.isas.jaxa.jp/feature/special_issues/ikaros/02.html

 深宇宙探査機では燃料の節約が大きな課題であり、はやぶさのイオンエンジンより効率の良い、燃料のいらない太陽の光を受けて運動する宇宙帆船です。


 この工作ではイカロスが行ったように、回転して帆が広がるようにしました。

○こんなことが学べます

 宇宙で帆を広げるのに、工夫した折り方がされています。イカロスは回転することで、遠心力を利用して帆を広げました。

 光は質量は無いけれど運動量を持ちます。光が帆を押してくれます。太陽から遠く離れると光も弱まるので、イカロスの帆には太陽電池が貼られており、ハイブリッド動力になっています。この電力でイオンエンジンを動かすことができます。 

○準備しよう 

おはじき4個、3Dプリンタで作った中心部本体、帆用の色紙、糸60cm程度、両面テープ、セロハンテープ、下敷きを切って作った板バネ

○作ってみよう

① 端をひっぱると展開する帆の折り方を工夫します。

② 帆の先端におもりを付けます。中央には中央部のパーツを取り付けます。

③ 回転タイプには糸を通します。投げ出しタイプには板バネを4本の伸ばした帆に取り付け、いっしょに丸めます





○遊び方 

・回転タイプ:糸を引いて回転させることで、おもりのおはじきに遠心力が働き、帆が展開されます。


・投げ出しタイプ:プラスチックの板バネを使って、空中に投じると展開します。


 以下で動画を見ることができます。


 参考:http://hal.ne.jp/ashi3/qtaro/science/ikaros/ikaros.htm

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