オールドレンズによる新しい(いや、古い⁉︎)星空観望スタイル

昨夜(1月22日)、フィルムカメラ時代の古いタムロンのレンズ(マウント交換式のアダプトール2シリーズ)に、これまたレアな専用アクセサリーのテレビュー・アダプターを装着して星空観望してみました。

テレビュー・アダプターを取り付けることで、レンズが倍率(焦点距離÷20)の望遠鏡に早がわり! 双眼鏡と同じように正立像で楽しめます。倍率は焦点距離20ミリのアイピースで望遠鏡をのぞいた時と同じになる計算です。今回使用したレンズは135mmF2.5なので、倍率は6.75倍。見かけ視界は不明ですがおそらく50度程度と思われるので、視野角が7.4度となり、天文雑誌でよく紹介されている丸い双眼鏡視野とほぼ同じになり、何となく気分がいいです。

一応、スマホ(iPhone 15 Pro)で撮影しておきました。露出時間はナイトモードで5秒です。周辺はコマ収差が激しく写真性能は良くありませんが、ちょっと星を見るついでに記録を写真に残す分には十分です。

この頃、西の空では金星と土星が接近、東の空では火星と双子座の一等星(カストルとポルックス)が接近して三つ子のようです。まだしばらく楽しめそうですね。(月草亭)


撮影用スマホを装着した星空観望システム

   金星と土星           カストル・ポルックスと火星

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