Polar Scope Aline Pro を効果的に使う①

一昨日の投稿で、星空観察会での天体望遠鏡操作体験における〝88星座図鑑〟の使い方ついでに、iOSアプリの〝Polar Scope Aline Pro 〟についてもふれました。それについて、もう少し詳しく紹介したいと思います。

このアプリは本来、極軸調整のためのものですが、かなり多くの天体がデータベース化され、手動導入が可能です。

とても奥が深く、使いこなしていない機能もたくさんありますが、ここでは、スマホの電子コンパスを利用して、天体を手動導入する方法について述べます。

アプリ起動後の初期画面では、極軸望遠鏡のスケールパターン(iOptron準拠)が表示されています。全て英語表記なので厄介ですが、天体データベースをカタログ昇順にソートしておくと目的の天体を見つけやすくなります。

①DSO DB → ②Sorting・Configure → ③Catalog・Ascending・Done → ④(②に戻る)Show Dataの順にタップ

天体の導入方法として、直接導入と近くの恒星経由の間接導入のいずれかを選択できます。写真では、金星を例に直接導入する手順を示しています。(月草亭)

⑤(太陽系、銀河・星雲・星団、恒星の昇順に並ぶ)Venus → ⑥Push To → ⑦Push To Direct
→ ⑧望遠鏡の粗動・微動でポインターを中央に(Doneで⑥に戻る)

参考までに





 

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