SeestarによるM42オリオン大星雲の白飛びは、PixInsightのMSA処理で消える

 投稿者:ASHI58

 先の投稿(スマート望遠鏡によるオリオン大星雲の白飛びを、マスク処理で緩和する)で、白飛び部分にマスクを用いたが、PixInsightに新しく追加されたMSA(MultiscaleAdaptiveStretch)でWBBでコンポジット処理された画像を直接処理すると、次のように白飛びは発生していません。これはデフォルトの画像です。


 この画像にHDRMT(HDRMultiscaleTranceform)をかけると、例えばパラメーターを3にすると、以下のように繊細さが増します。


 CurvesTranceformationで明るさや色の調整をすると、次のようになります。全てCTF以外はデフォルトの数値でやっているので、実際にはパラメータを調節しながら行います。


 SeestarのAI Denoiseに委ねると、以下のように白飛びしてトラペジウムなどが消えてしまいます。

 スマート望遠鏡に全て任せるのは楽ですが、さらにPixInsightなどの画像処理ソフトで、実際に捉えた画像情報を駆使して仕上げるのも、楽しいわくわくする作業になります。



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