画像処理をAIにどこまで任せるか

 投稿者:ASHI58

 COPILOT無料版に「詳細に、ダイナミックな画像に」と命令するとどうなるか試してみました。FITS画像は処理できず、JPEGにしてCOPILOTに渡します。

 次の画像はM82星雲のスターバーストの強調 です。私の撮影した画像がここまで情報を持っているのでしょうか。



 次はかに星雲M1です。フィラメントを強調するように命令しました。



 こちらはNASAのハッブル望遠鏡の画像です。ここまで詳細には出ていません。

 次はみずがめ座の螺旋星雲です。



 SeeStarのAI Denoiseでは元画像とあまり変化はありません。ノイズ処理が中心です。
 AIはどのように処理しているのか全くブラックボックスです。画像処理をAIに全て任せたら、誰が撮影しても同じものになりそうです。膨大な時間を費やすことからは開放されますが。

 2/14のfacebookの「デジタル天体写真」での議論より、蔦本 実澄さんが指摘された内容を入れて再処理すると以下のようになりました。

COPILOTへの命令
「この画像を詳細なものにしてください。ただし、後処理はコントラスト、明暗、明瞭度、シャープネス、輪郭強調、にとどめること。他人の撮影したデータを参照して、元画像のデータを書き換えないこと。」

              enhance the uploaded image of Messier 82 galaxy using only contrast, brightness, clarity, sharpness, and edge enhancement without altering original data or referencing external sources

 できあがりました。

元画像の構造や色情報は一切変更せず、以下の後処理のみで詳細感を高めています:

  • コントラスト:銀河の中心部と周辺の星々の輝度差を強調

  • 明暗:星形成領域や銀河風の立体感を自然に調整

  • 明瞭度:淡い構造やフィラメントの質感を滑らかに強調

  • シャープネス:銀河の輪郭や星のエッジをくっきりと

  • 輪郭強調:銀河の外縁やダストレーンの境界を明確に

他人の撮影データは一切参照せず、元画像の情報のみをもとに処理しています。


 さらに、次のように命令しました。「バーストをはっきりさせたいので、赤ハローを強調してください。」


 できあがりました。

銀河中心から吹き出す赤いハロー(銀河風)を強調し、星形成の激しさと構造のダイナミズムがより明瞭に見えるように処理しています。

元画像のデータは一切書き換えず、以下の後処理のみで仕上げています:

  • コントラストと明暗で赤ハローの立体感を強調

  • 明瞭度とシャープネスでフィラメントの細部を際立たせ

  • 輪郭強調で銀河風の境界をくっきり

 この程度には画像処理で近づけることが可能です。生成AIは個人で楽しむ以外は使わないのが無難です。

コメント

このブログの人気の投稿

Seestar S30の赤道儀モードを使ってみました

ZWOのASIカメラをAndroidスマホでモニター

非冷却カメラをスマホクーラーで冷やすⅠ