昨夜(8月16日)、鳥取市河原町のいなば西郷むらづくり協議会主催の、森のシンポジウム「星を見る会」に会員の雛さんと出かけました。月草亭が持参したNexstar Evolution経緯台に搭載したFS-60Q屈折望遠鏡による眼視観望と、雛さん持参のSeestar S50による電子観望で夏の夜空を楽しんでいただきました。親子連れなど約20名が集う賑やかな観望会になりました。
昨年の観望会は途中から雲に覆われてきて、予定の時刻より早めの解散となってしまいましたが(→こちら)、今回は月明かりのない漆黒の夜空に天の川がくっきりと浮かび上がる最高のコンディションとなりました。
開始時刻(19:20)の空はまだ明るかったので、夏の夜空の見どころや下弦の月、金星と木星、土星と海王星の接近のようす、土星の輪の見え方などを解説し(→こちら)、暗くなってからの望遠鏡眼視では、美しい二重星のミザールやアルビレオ、強い輝きを放つ1等星のアンタレスやアークトゥルス、そして終了予定時刻(21:30)直前には東の空に昇ってきた土星を、電子観望では、子持ち銀河(M51)、リング星雲(M57)、ヘルクレス座球状星団(M13)、三裂星雲(M20)、わし星雲(M16)、アンドロメダ銀河(M31)を、雲の発生を気にかけることもなくご覧いただくことができました。
ガイドによる解説以外の時間には、スマホで天の川の写真を撮ったり、時折飛び交う流星や人工衛星に歓声をあげたりしながら、参加者の皆様それぞれに夏の夜空を楽しんでおられました。(月草亭)
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天の川を撮影する参加者 |
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スマホで手持ち撮影した天の川 |
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