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6月, 2025の投稿を表示しています

夏の星雲へ

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( 気高町の前田です)6月30日 昼休憩になんとか画像処理出来ました 6月に入り昼間の農作業で疲れ切り大観望会にも参加出来ませんでしたが 睡魔と格闘しながら自宅で夏の星雲を撮影してみました M20(三裂星雲)とM8(干潟星雲)です 撮影場所  気高町 日時    6月28日21時16分~  機材    赤道儀 タカハシEM200                            鏡筒  シャープスター 61EDPHⅡレデューサー使用 F274mm       カメラ ZWO  ASI294MCpro  3分25枚 画像処理  ステライメージ10

S字状星雲(付近)①f=100㎜ ②f=737㎜

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S字状星雲(付近)   ①EF100㎜マクロ+スカイメモSW   撮影日:2025/06/29   カメラ:EosRP(HKIR改造)、露出160秒 ②Dwarf3 (ジュノー)

6/30の土星と海王星

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 6/30の土星と海王星を撮ってみました。最接近は7/6ごろのようですが既に十分に近く、天候が良い時にと思いカメラを向けてみました。(前田 式部)    データー   撮影日時 6/30 03:21 露出30秒   望遠鏡 ペンタックス 75EDHF f=500mm   赤道儀 ミザール AR-1   カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200

三日月の翌日

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 大観望会では雲の向こうに隠れてしまっていた三日月(+1日)をGOTO DOB10で観望しました。やはり眼視での立体感・迫力は代えがたいですね。 なるべく迫力が写せるように試行錯誤しましたが、地球照を絡めたHDR処理はあまり出来栄えがよくありません💦LightroomのみでHDR処理しましたがかなり不自然ですね。勉強して再挑戦しようと思います。(山﨑) 2025.6.29 20:25頃 自宅前 Skywatcher GOTO DOB10 有効口径254mm  焦点距離1200mm EOS RP HDR用に露出を振った中から1枚とHDR処理 Lightroom現像、トリミング

大観望会の成果物

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 6月の大観望会おつかれさまでした。開始時は雲が厚くしょんぼりしましたが、21時半ごろからどんどん雲がなくなり非常に良い条件でした。 AZ GTi+EF200mmで天の川中心部を狙いました。この辺りはほんとに星がにぎやかですね。Photoshopで微光星を少し抑えてみています。翌1:33のH2A50号機の打ち上げが写らないかと粘りましたがそちらは空振りでした💦しっかり寝不足です。 帰り際に街頭ぐらい明るい星がありましたが明けの明星でした。金星はいつ見ても不自然なくらいまぶしいですね。東の空にちょうどプレアデス星団といい感じに並んでいました。 撮影しながら色々と語り合えて有意義な時間でした。また来月も楽しみですね!(山﨑) M8&M20付近 2025.6.28 23:29~23:29 さじアストロパーク園地 EF200mm f2.8L USM  + AZ GTi EOS RP f2.8,10s,ISO12800,ライト59枚Sequatorでスタック ダークなし Lightroom+Sequator+Photoshop バンビの横顔とオメガ星雲・わし星雲 2025.6.28 23:33~23:40 さじアストロパーク園地 EF200mm f2.8L USM   + AZ GTi EOS RP f2.8,10s,ISO12800,ライト33枚Sequatorでスタック ダークなし Lightroom+Sequator+Photoshop

6月「大観望会」【報告】

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 6月28日(土)20時から、鳥取天文協会恒例の「大観望会」を鳥取市さじアストロパークで行いました。参加は参加表明順に石谷会長、出雲谷さん、宇田川さん、松本さん、そして事務局の山﨑・織部の6名でした。 参加者の集合写真 (大きな花形フードのため、フラッシュ光がケラレました。       石谷会長が持つのはケンコー8×21双眼鏡で本日ファーストライト。  宇田川さんが持つのは、Seestar S50のモックアップモデル。)    早々に梅雨明けが発表され、日中は青空が広がる好天となり期待が高まりましたが、大観望会が始まる頃には全天が雲に覆われ、開始30分くらいは外の広場の暗闇の中で語り合っていましたが、晴れそうな気配がなく、室内に移動し、機材のことや撮影条件のことなどで盛り上がっていました。  夜9時を過ぎた頃、「少し星が見えてきた」ということで、また外へ移動しました。その後はどんどんと晴れてきて、ほぼ快晴の星空となりました! ちょうど星のコテージに宿泊されていた方もいっしょに、夜遅くまで盛り上がりました。  時々、薄い雲が来ることがありましたが、しばらくするとまた快晴となり、天の川もきれいに見えて、星空は夏の星たちでにぎやかでした。  その後、自由解散となりましたが、久しぶりにゆったりと星空を堪能して、とても楽しかったです。次回は7月26日(土)20時からです。(Ori)

わし星雲M16をSeeStar s-30で

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 投稿者:ASHI58  NASAの宇宙望遠鏡画像で有名な創造の柱を持つわし星雲Eagle Nebla M16です。  6/27は県東部は日付が変わる頃から短時間雲が薄くなりました。2時には雲に覆われてスタック撮影が終了していました。SeeStarはスタックできなくなると、その時点で終了してくれているので、予約撮影していなくても、寝過ごしても、暗ければ目的の天体が撮れていますが、ある程度空が明るくなった場合でも撮影は続行されるので要注意です。  赤道儀モードですが、周辺を見ると星像が伸びているのが分かります。30秒露出で69分スタックしています。  PixInsightのBXTで星像を小さくし、細部を強調してやります。拡大すると星像は伸びてますが、小さくなった分目立ちにくくなりました。3cmの口径でも創造の柱はしっかり撮れています。

さそり座のしっぽ付近の星雲

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江府町 宇田川です。 6月26日夜、新月の快晴に恵まれたので、エバーランド奥大山に上がって、さそり座のしっぽ付近の星雲を撮影してみました。これらの天体は、視直径はそれなりにありますが、明るくないので、エバーランドのような空の暗いところに行くと、SeeStarS50でもより良く写せるようになります。暗い天体ばかりなので、今回は30秒露出で撮影しました。 3つともフレーミング機能は使わずそのまま撮影しています。 この度、赤道儀モードではなく、水平を調整する器具「LP-64」を導入しまして、今となってはもっと早く使えば良かった、と思いました。水平を調整するのに、しっかり0.0まで攻めることが出来ます。 NGC6334 猫の足星雲 撮影日時 2025年6月26日 22:19 露光時間 30秒×20スタック=10分 AI DENOISEとブラックポイント調整済 NGC6357 彼岸花星雲 撮影日時 2025年6月26日 22:37 露光時間 30秒×20スタック=10分 同じく、AI DENOISEとブラックポイントで調整 IC4628 えび星雲 撮影日時 2025年6月26日 23:55 露光時間 30秒×20スタック=10分 同じく、AI DENOISEとブラックポイントで調整  

太陽黒点

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  撮影日時:2025/06/26   10h31m31s 機材:dwarf3  露出1/1000s、gain 2 久しぶりに昼間晴れたので数日前から出現した黒点群を撮影してみました(ジュノー)

おおかみ座新星2025(V462 Lup)

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 ①撮影日時:2025/06/17   22時15分19秒   機材:Dwarf3  gain60、150秒   撮影地:鳥取市  ②撮影日時:2025/06/19  20時40分00秒   機材:Dwarf3  gain60、105秒   撮影地:鳥取市  ※Dwarf3で観測写真を撮ってみました、使い勝手はまあまあでした。(ジュノー)

Seestar S30で撮影プラン & 網状星雲再処理(2025.6.19の星活)

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昨夜(6月19日)は、Seestar S30の撮影プランを使って夏の星雲たちを撮影してみました。それぞれ左から、撮って出し元画像・AI Denoise適用画像・GXT & NXT(Photoshop RC-Astroプラグイン)適用画像です。AI DenoiseはGXTに比べて傾斜かぶり補正は弱めで星はくっきりと出る傾向があるようです。Photoshopでの処理は、AI Denoise適用画像を保存し損ねた時の代替手段として使いますが、AI Denoiseの手軽さにはかないません。 M57(リング星雲) M8(干潟星雲)とM20(三裂星雲) M27(あれい星雲) IC5067-70(ペリカン星雲) 撮影プランの設定は他の機能同様、直感的で分かりやすいです。前後の天体のインターバルは、最低でも5分以上設けるのが良いようです。総露出時間は、例えば30分の撮影時間の設定に対して27分というふうに、実際にスタックされた画像の露出時間の合計になります。昨夜は撮影開始直後は雲が残っていて、M57の総露出時間はわずか11分でした。AI Denoseは全ての撮影が終了後に適用可能です。 撮影プラン→撮影プランを作成する→名前をつけて〝 確認 〟→観測天体 天体を選択→Locate Target Position→Framingを確認し〝 Add 〟→撮影時間をドラッグ ✔️を入れて 〝 実行 〟 撮影終了後、画像表示させ AI Denoise 適用可能 Seestarでの撮影と併行して、網状星雲を撮影しました。 6月5日の夜に撮影した33枚と合わせ73枚(総露出時間3時間39分)のスタックです。 ASIAIRのPLANモードに保存されている前回の設定をそのまま使い(撮影開始時刻のみ変更)、撮影カメラ・レンズとガイドシステムも着脱をせずそのままなので、撮影と画像処理が楽です。 前回同様、 180mm相当(75%)にトリミングしています。いつものようにAC-AstroのSXTで恒星と星雲に分けて処理しています。恒星レイヤーの方は、星を小さくするのに、いつも使うStarShrinkではなく、Photoshopにデフォルトで装備されているフィルター〝明るさの最小値〟を使ってみました。微光星のみ小さくなり輝星との差が際立っていい感じになりました。あまり強くかけすぎると縮緬ノイズが目立...

M8とM20をSeeStars-30で

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 投稿者:ASHI58  銀河の春が過ぎ、いよいよ星雲の夏がやってきました。黄砂の無い透明度の高い夜を、梅雨の合間に楽しめたらと思います。  いて座の三裂星雲M20と干潟星雲M8は、SeeStars-30にちょうど収まります。SeeStars-30の星雲用フィルターでOⅢがどの程度写るか試してみました。 データ 6/17 30秒露出 101分ライブスタック  最初の画像は元画像FITSファイルをPixInsightで背景処理GraXpert、BXT、NXT、HDRMT6、CS処理したものです。  次はAI Denoiseをかけたものです。  次は元画像です。  AI Denoise画像、なかなかきれいに表現できています。