Askar FRA400 + F3.9レデューサー ファーストライト
昨夜(11月8日)は、Askar FRA400にこの夏購入したF3.9レデューサーを取り付けて初めて天体写真撮影を行い、ASIAIRのPLANモードで、IC1396・M31・IC434を撮影しました。ピント合わせ・ダーク&フラット撮影・極軸調整・オートガイドすべて順調で、月明かりを気にせず、18時45分過ぎから撮影開始できたのですが、一晩中快晴との予報は見事に外れ、20時過ぎから23時頃まで薄雲に覆われてしまいました。それでも、夜中の2時前に目を覚まし空を見上げると晴れているではないですか! ラッキーとばかりに、M31の続きと予定にはなかったIC434を撮影しました。(月草亭)
Stella Imageでは、コンポジットモードで前処理とコンポジットの後、レベル調整とデジタル現像のみ行い、TIFF形式で保存してPhotoshopにバトンタッチします。
Photoshopでは、原則1つのレイヤー上で複数の処理を行わず、ワンステップごとに必ずレイヤーの複製を作って次の処理に進むようにしています。保存時のファイルサイズはとても大きくなりますが(今回の場合、3つのファイルの合計が964.8 MB)、一連の作業手順を振り返ることが容易で、後で画像処理をやり直す場合の利便性がぐっと上がります。
Photoshop 2025の作業ウィンドウ(IC 1396画像処理のレイヤー構成) |
レイヤー同士のブレンドモードが〝通常〟以外の場合は、処理する2つのレイヤーの複製を作り、ブレンド処理後に必ずレイヤーを結合しておきます。私の場合、恒星レイヤーを作る場合には〝差の絶対値〟を、星雲レイヤーと恒星レイヤーを合成する場合は〝覆い焼き(リニア) + 加算〟でフレンドします。
1つのレイヤーに複数の調整レイヤーを適用する場合は、それらすべての複製を作り結合しておかないといけません。最後にJPEG形式で書き出して完成です。
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