NexStar Evolution マウント導入
少し前に思い切って機材を入れ替えました。月草亭のドームに設置していた Celestron CGEM赤道儀を売却し、Celestron NexStar Evolution 5とStarSence AutoAline を導入しました。NexStar Evolutionはフォーク式経緯台なので、CGEMのようなドイツ式赤道儀と違い、望遠鏡の向く方向とドームのスリットの方向がほぼ一致し、ドーム内のスペースも広くなったので、とても快適です。
通常、Celestron NexStar Evolution 5は2枚目の写真のようなスタイルですが、対空双眼鏡を載せたいこともあるので、L型プレートやアリガタ・アリミゾ、スペーサー等のパーツを組み合わて、1枚目の写真のようなシステムを構築しました。写真右上端に写っているビクセン規格ファインダー脚には、StarSence AutoAlineやドット照準器を取り付け、望遠鏡と連動させて動かすことができます。昨夜(8月10日)の観望会では、3枚目の写真のように、ドット照準器を取り付け、純正の三脚に載せておりました。
4枚目の写真は、対空双眼鏡を搭載したものです。ドーム内のピラーは、CGEM赤道儀仕様なので、5枚目の写真のように、コスモ工房さんの【T3123】GP/AP赤道儀⇔CGEM赤道儀架台アダプター、そしてテレスコ工作工房さんに作ってもらったNexStar⇔GP/AP赤道儀架台アダプターを介して3階建て構造になっており、かなりの嵩上げ効果があるので、楽な姿勢で観望できます。
StarSence AutoAline使用の有無に関わらず、ハンドコントローラーは使用せず、あらゆる操作をスマホアプリのSky Portalで行います。なお、StarSence AutoAlineのカメラの視野の中心と望遠鏡の向く方向を一致させるキャリブレーションは、鏡筒を付け替えるたびに行う必要があるそうです。(月草亭)
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