経緯台モードのAM5をASIAIRで動かしてみました
昨夜(4月27日)は、経緯台モードのZWO AM5をASIAIRで動かしてみました。薄雲の広がる少し残念な夜空でしたが、ASIAIRのライブスタックの実力検証を兼ねた試運転でしたので、予定通り実施しました。
今回は、AM5に、エクステンダーを外しFS−60CB化させたタカハシFS-60Qを載せ、ZWO ASI462MCとCelestronズームアイピース8-24mmをフリップミラーで切り替えながらの観望・撮影です。
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今回の観望・撮影システム |
まず、冬の星々の残る西の空に唯一まともに見えていたプロキオンを導入し、ライブスタックしてみました。Plate Solvingはバッチリです。10秒露光で5枚という短時間勝負なのできれいにスタックできました。天の赤道に近いことは視野回転が目立たないことと関係があるのでしょうか。
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プロキオン周辺のライブスタック |
次いで、前夜に続きM51を導入しました。カメラのゲイン値を最大にし、10秒露光の10分間のライブスタックを目指していましたが、雲が多くなってきて31枚(5分10秒)しかスタックできませんでした。でもしっかりここまで出ました。天の北極に近いので、さすがに視野回転が目立ちます。
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M51のライブスタック |
このスタック画像を見ながら、3月16日のデジタル天文体験会(鳥取天文協会青年部主催)の時のことを思い出しました。あの時は代表の坂本陽菜さんがZWO SeeStar S50でM51をライブスタックして見せてくれたのでした。昨夜と同じようなコンディションの中、雲の中のM51がしっかりあぶり出されていました。ZWO社のテクノロジー恐るべしです。
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M51撮影中 |
快適な眼視のために、前夜も使った笠井トレーディングのAOK双眼鏡プレートを使いました。これにアルカスイス・ビクセン規格両用アリミゾ(どこのメーカーさんのものだったか忘れてしまいました)を1/4インチカメラネジで取り付けますが、締め付けが弱いので、急遽カメラネジ穴を対角線上で挟むようにM8ネジを切り、イモネジで強く固定しておきました。(月草亭)
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M8イモネジでアリミゾを強く固定した双眼鏡プレート |
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