輪のない土星を捉えようと、数日前から撮影を続けていました。経緯台での撮影で、南北は敢えて調整しておりません。日によって時刻によって、シーイングが大きく変化することを再認識しました。シーイングの良かった22日の21時過ぎには、東の空に昇ってきた木星も撮影してみました。
この度は、太陽光が土星の南半球寄りから照らすのを真横から眺める状況に限りなく近いようです。土星表面に輪の影が黒い帯のように写っています。今夜(11月25日)が土星をほぼ真横から見る状況になるようですが、天気がいけません。(月草亭)
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| 土星(11/22 21:30・シーイング4〜5/5) |
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| 土星(11/23 19:42・シーイング2〜3/5) |
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| 土星(11/24 21:07・シーイング3〜4/5) |
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| 木星(11/22 21:44・シーイング3〜4/5) |
撮影データ
撮影日時 2025.11.22〜24 撮影地 自宅(八頭町郡家)
マウント NexStar Evolution 鏡筒 セレストロンC8 SCT(2000mmF10直焦点)
カメラ ASI 715MC 導入 SkySafari 7 Pro 撮影 ASIAIR(ASIAIR mini)
露出 Videoモード(Gain200・土星50ms/木星20ms・60秒)
画像処理 AutoStakkert 4、Registax 6、iOS写真アプリ(精細度・ノイズ除去・シャープ)
土星の導入と追尾には、SkySafariとハンドコントローラーを併用します。iOSのSkySafariは動作が不安定(WiFi接続が頻繁に切断される)なので、Androidタブレットを使っています。導入はSkySafariで行い、微動はレチクルアイピースを併用しながらハンドコントローラーの方向キーで行います。SkySafariでの微動は手探りでできないので、どうも苦手です。撮影はiPhoneのASIAIR(ASIAIR mini)で行います。マウントが経緯台なので、ASIAIRでの導入や追尾はできません。カメラのみ接続の撮影専用です。
導入・撮影機材
SkySafariで導入・追尾し、ASIAIRで撮影
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