彗星核を基準にしたレモン彗星

 投稿者:ASHI58

 10月23日は、鳥取市街地から南側は、西の空に雲が少なく夕方に晴れる、レモン彗星の観測に絶好の日でした。河原町小倉は西の低空に雲がありましたが、アークトゥルス(Arcturus:英語の発音はこれに近い)より上側は晴れていました。

 しかし、小屋の壁に半分遮られ、撮影開始15分後には完全に隠れてしまいました。反射鏡の一部に光が入れば像はできますが、暗くなるという中学理科の復習です。

 ステライメージ9で、彗星の核を基準点にしてコンポジットする方法は以下に示しています。 

   11月3日の紫金山・アトラス彗星の核を基準点に合成

 


 10秒露出で30枚の合成ですが、露出時間が短いので尾があまり写っていません。合成焦点距離が2800mmなので、露出時間を長くすると、今度は核が流れます。尾を写すには焦点距離を短くする必要があります。

 データ

鳥取市河原町小倉にて。2025年10月23日18:43,17.3℃
RASA8,IDAS NB1 Di,ASI715MC,EQ6R
ASI-PLUSガイド撮影 10秒×30枚
StellaImage


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