昼間の星空活動あれこれ

猛暑日が続き、熱中症警戒アラートが出たままです。本日(8月22日)、鳥取では気温が39.4℃でした。これは鳥取県内の観測史上1位の記録だそうです。

夜間の快適な星空活動のために昼間できることはやっておこうと、こまめな水分補給を心がけ熱中症に気をつけながら励んでいます。最近は機材の入れ替えに伴いあれこれやっていますので、まとめてみました。

ドームの中には現在、AZ-GTiマウントを据え付けています。経緯台モード使用時のホームポジションが北向き水平なので、先日太陽の南中時刻にドームのスリットの影をもとに真北を出しました(8月18日 12時07分)。せっかくそうしておきながら、今は赤道儀モードにしています。AZ-GTiはコンパクトなので、経緯台モード使用時の望遠鏡の光軸方向とピラー脚天頂方向の偏差(赤道儀モードで使用時の偏差の最大値とほぼ同じ値)が小さく、ドームのスリットを向ける方向を選ぶのにあまり迷わなくて済みそうだからです。本当によく気が変わるので気が引けますが、いろいろ試行錯誤しています。


ドームから撤退したNexStar Evolitionマウントは、バルコニー据え付け用の純正三脚、もしくは野外持ち出し用に架台アダプターを取り付けたカーボン三脚に搭載します。マウントを三脚に搭載したまま屋外保管する場合は、L型プレートの上下を逆にし、ティーテーブルを取り付けてフラットな状態を作り、ポリバケツをかぶせタイヤカバーで覆います。


NexStar Evolitionマウントを外して三脚のみを屋外保管するできるよう、ひと工夫しました。純正三脚の天板の直径(架台アダプターの直径)は20cm、ちょうどその大きさの合板(厚さ3mm)が市販されていたので購入し、3箇所のボルトの位置(1辺14cmの正三角形の頂点)と中央にドリルで穴を開け、アルカスイス互換の三脚取り付けプレートを木ネジで固定し、ナットで三脚に取り付けました。


次に、延長ポール等ありあわせのパーツ類を再利用(前述のティーテーブルも利用)し、ポリバケツをかぶせタイヤカバーで覆います。ポリバケツは上げ底なので、硬質ウレタンをマジックテープで底面外周に貼り付けフラットにしています。タイヤカバーは大きめのサイズなので、三脚の先端まですっぽりと覆ってくれます。風で飛ばないように水タンク(満水で2.5kg)を載せておきます。(月草亭)

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