2024.8.14 明け方の星空 & ペルセウス座流星群撮影奮闘記
左の写真が今朝(62.5倍)、右の写真は一昨日の朝(22.2倍)です。今朝の写真は日出26分前の撮影なのでPhotoshopで画像処理(レベル調整で中間調(背景)を暗く)しています。一昨日の朝の写真は撮って出しです。倍率が違うので比較しづらいですが、今朝の方が一昨日の3倍近い眼視倍率にもかかわらず望遠鏡の同一視野に収まりました。火星も東の方向(視野の左下方向)に移動しながら木星に近づいています。今夜が最接近なので、明朝に期待したいところです。
一昨日の観望で、StarSense AutoAlineを併用したNexStar Evolutionの使い勝手がすこぶる便利でドームの中にずっと固定しておくのはもったいない、これは屋外で移動させながら使うに限ると判断し、ドーム内にはAZ-GTi経緯台を据えることにしました。よく気が変わります。マウントも鏡筒も小型なので、ドームの中が広く感じられます。マウントのファームウェアがRightArm対応バージョンなので、SC 5鏡筒を右側に搭載しています。
下の2枚の写真は、流星撮影用の機材です。天頂に向けた円周魚眼レンズを直径20cmのアクリル製半球ドームで覆うために、ホームセンターで買い求めた金具でドームを保持し、アルカスイスプレート・クランプと雲台で赤道儀に載せています。雲台の角度は調節できるので、経緯台やカメラ三脚にも搭載可能です。結露防止のために小型扇風機で風を送ります。天辺にわずかな結露はありますが、画質にはほとんど影響しません。扇風機を止めるとほんの短時間で全面結露してしまうので、効果は絶大です。(月草亭)
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