5/29夜の① 13P/Olbers、② C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS、③ SN 2024jlf、④ T CrB
5/29夕方、天気予報が良かったので高度の低い13Pを撮りたく近くの田んぼ中の農道に出かけたのですが、少し濃い薄雲が全天に広がり星が殆んど見えない状況に。手持ち双眼鏡を使い滲んで見えているカペラを何とか探し出し、赤道儀の極軸合わせを行い、望遠鏡を13Pへ向け、低空の曇り空に向かって何枚かシャッターを、雲の薄い部分があったものと見え数枚に13Pの姿。この後も天候の良くなるのを待っていたが良くならないので諦めて家に。日が変わる頃になって透明度は良くないものの星が見えてきたので家で再度観測開始。(前田 式部)
① 13P/Olbers 撮影日時 5/29 20:29 露出45秒
薄い尾が出ているように思えるがこの空の状況では何とも。
② C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS 撮影日時 5/29 23:55 露出60秒
街灯の光や電線群の中で写りが悪いが、尾の形が少し変わってきて筋状に広がりを持ち、長く伸びてきているように思える。
③ SN 2024jlf 撮影日時 5/30 00:51 露出58秒
UT 05/28 05:58:16.0 (JST 5/28 14:58 )ごろTNSに発見報告されたSN 2024jlf 14 37 42.323 +02 17 04.17 mag15.8768 Fritz SNⅡが明るさ的にこの望遠鏡でも何とか手が届きそうに思え撮ってみたが、周りの光環境や空の状況もあり写りが悪い。
④ T CrB 撮影日時 5/30 01:52 露出30秒
AAVSOの観測結果を見ると明るさが微妙に変化していて爆発がいつ頃になるか気になるところ。梅雨と重ならなければ良いが。
共通データー
望遠鏡 ペンタックス 75EDHF f=500mm
赤道儀 ミザール AR-1
カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200
※ 画像:トリミング
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