2023.8.22 夏休みポニーキャンプ天体観察会
8月22日、ハーモニーカレッジ・空山ポニー牧場が主催する天体観察会に、鳥取天文協会より4名(門脇さん・八木谷さん・三浅さん・石谷)がボランティアとして参加し、イベントを運営する大学生スタッフのサポートをしました。
今年の8月22日は伝統的七夕(旧暦の7月7日)の日にあたっていました。昨夜はそんな偶然が重なる特別な日でしたが、午後から雷雲に覆われ、ぎりぎりまで雷鳴や降雨にやきもきさせられました。
ところが何と! キャンプのパーティの到着を待っていたかのように奇跡的に雲が消え、絶好のコンディションとなりました。
門脇さんと八木谷さんは、10㎝屈折望遠鏡による眼視観望を担当し、月、土星、アンタレス、アルビレオ、M8、M13、そして肉眼視によるカシオペヤ座からさそり座までの各星座と天の川、北極星、北斗七星、南斗六星を見てもらいました。
10㎝屈折望遠鏡による迫力満点の眼視観望 |
三浅さんは、主に双眼鏡による眼視を担当し、各々好きな星を見てもらいました。子供達は特に、天の川方面の星々を見て、星の数の多さに驚いていました。その合間に、夏の大三角、天の川、いて座、さそり座、北極星星座の見つけ方を説明しました。天の川の写真も撮っていたので見てもらいました。
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双眼鏡観望の合間に撮影した天の川 空気が澄んでいて肉眼でもよく見えました |
石谷は、小型望遠鏡とASIAIRによる電子観望を担当し、27インチ外部モニターに映し出される干潟星雲&三裂星雲、北アメリカ星雲&ペリカン星雲、アンドロメダ銀河を見てもらうのと併行して、LiveStackを行いました。
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電子観望の様子 ASIairで望遠鏡を制御し27インチ外部モニターに出力 |
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電子観望中にLiveStackした星雲・銀河 |
全員で記念写真 ビール瓶のケースはポニーに乗るときに使うもの 望遠鏡をのぞくときの踏み台として使いました |
キャンプに参加した子供達に楽しんでもらえて本当に良かったです。私たち助っ人も存分に楽しませてもらいました。このイベントをきっかけに一人でも多くの子が宇宙を好きになってくれたら嬉しいです。
イベントを企画された大学生ボランティアの皆さん、本当にすばらしかったです。大変だったと思いますが、とてもいい経験をされました。
一夜明けると、朝からいい雨が降っていました。祝福のシャワーです(月草亭)
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