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9月, 2025の投稿を表示しています

オリオン座を眺めたときの各恒星位置モデル

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 投稿者:ASHI58  オリオン座の立体モデルは、地球からの距離を棒グラフ的に立体で示したものが見られます。しかし、それでは地球や他の星からオリオン座を眺めたときのようには見えません。  そこで、仮想の天球を基準にして示してみました。一番遠くにある、三ツ星の真ん中のAlniramを基準面から最も短い高さにして、各星の地球からの距離の差を元にしたモデルにしました。このモデルだと、真上から観察したときに立体的な各星の相対位置が確認できます。  小さなものは子どもたちに配布用です。星の名前は浮彫になっているので、メタルカラーで分かりやすく示すことができます。  星の大きさは等級で表しており、実際の工作では蓄光シールを各柱の頂点に貼り付け、紫外線や太陽光線に当てて光らせます。

ASI2600MCProの作例

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 今までのミラーレス1眼レフカメラの6μmクラスのチップサイズの場合、比較的シーイングの影響が少なく、40cm反射でも撮れる日が多かったですが、ASI2600MCProの3.76μmチップの場合は厳しく、通常のシーイングでは25cmの1200mmでも星像が甘くなり、比較的シーイングの良い日でないと撮影できませんし、2310mmでの撮影ではさらに厳しくなり、なかなか撮影できる日がないのが現状です。 今回のM27とM57は条件の良い日を選んで撮影しました。(松本) M27 40cm 2310mmF5.8 コマコレクター ASI2600MCPro ゲイン400 露出20秒×273 露出合計91分 NGS-1フィルター 中央G40赤道儀 M57 40cm 2310mmF5.8 コマコレクター ASI2600MCPro ゲイン400 露出30秒×111 露出合計55.5分 HEUIBⅡフィルター 中央G40赤道儀 らせん星雲 25cm 1200mmF4.8 コマコレクター ASI2600MCPro ゲイン400 NGS-1フィルター 露出1分×120 HEUIBⅡフィルター 露出1分×63 露出合計183分 透明度の良い2夜にかけて撮影しました。 中央G40赤道儀 アイリス星雲 25cm 1200mmF4.8 コマコレクター ASI2600MCPro ゲイン400 HEUIBⅡフィルター 露出45秒×160 露出合計120分 中央G40赤道儀 M55 25cm 1200mmF4.8 コマコレクター ASI2600MCPro ゲイン400 HEUIBⅡフィルター 露出45秒×60 露出合計45分 中央G40赤道儀

C/2025 A6(Lemmon)

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撮影日時:2025/09/03    03時06分43秒、露出11分 機材:dwarf3    ノートリミング、NR無し 撮影地:鳥取市 日々の移動がよくわかります  ジュノー

プレアデス星団M45と9/2の太陽黒点

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 投稿者:ASHI58  残暑といえない猛暑が続いていますが、日中の晴れ間と裏腹に、夜になると薄雲が出てきます。夜半すぎには秋の星座。やはり秋一番はスバルのプレアデス星団です。  ベランダ撮影のSeeStar s-30で、睡眠と平行して撮影しました。目覚めたら雲に覆われていましたが、なんとか使えそうなので、そのまま画像処理しました。赤道儀モードで撮影したアングルで出しています。  9/1の1:37から4:26までの各30秒304枚のフレームをPixInsightでコンポジットし、SP CC,BXT,NXTを用いた後、StellaImageで処理したのが次の写真です。分子雲による反射がしっかり捉えられ、口径3cmとは思えない画像が得られます。  画像処理ソフトを使わず、SeeStars-30の Ai-Denoiseで処理 したのが次の画像です。  9/2の太陽黒点を撮影してみました。

9/1のC/2025 K1 (ATLAS)

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 9/1夜のC/2025 K1 (ATLAS) を撮ってみました。西に低く傾いた対象天体と月齢9の月明かりで条件はよくなかったが透明度はまずまず。淡い尾が左の方に長く伸びているようにも見えるが1枚撮りの画像を大きくトリミングしているので、はたして本当の尾か画像のムラのようなものかはよくわからない。(前田 式部)    データー   撮影日時 9/1 20:03 露出60秒   望遠鏡 ペンタックス 75EDHF f=500mm   赤道儀 ミザール AR-1   カメラ キヤノン EOSkissX7i ISO3200   画像:トリミング

09/01未明のC/2025 A6(Lemmon)

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 データ   撮影日時:2025/09/01     03時00分から露出20分   機材:dwarf3、ノートリミング、NR無し   撮影地:鳥取市   ジュノー

手作りドームに街路灯直射

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 気高の星空 前田明則です 隣の家で街路灯の直射を免れていた手作りドームでしたが 家が取り壊され県道カーブに設置された街路灯の光をまともに 受ける様になった為撮影にどの様な影響が出るのか試しに撮影 してみました。 機材等 赤道儀 LX200GPS  望遠鏡 LX200R25 F1575mmレデューサー使用 カメラ ASI533MCpro  フィルター QBP ソフト ステラショット3 ステライメージ10 8/29 M29三裂星雲  8:10~39分 Gain460/60秒X39  8/29 NGC7635バブル星雲 22:24~25分 Gain520/60″X25 8/30 NGC7008惑星状星雲 22:06~31分 Gain520/60″X31 ステラショット3では胎児星雲となっているが⁇ 今回の撮影では極端な変化は感じられないがもっと淡い星雲では どの様になるか心配しているところです。