8月2日、鳥取県八頭町出身の写真家・水本俊也氏の写真事務所・星取企画が主催する星空フォトキャラバン2025に参加しました。星空フォトキャラバンに参加するのは2019年(さじアストロパーク・氷ノ山自然ふれあい館響の森)、昨年(さじアストロパーク)に続き3度目です。
参加者全員にミラーレス一眼のOM SYSTEM OM-1と三脚が貸し出され、カメラ操作の基本とプラネタリウムで再現した高速回転(約1000倍速)の日周運動を利用したライブコンポジットの操作体験の後、屋外で雲の切れ間から垣間見える夏の星々を撮影しました。天文台が閉館する午後10時以降は快晴となり、月が沈んだ午後11時以後は最高の撮影コンディションになりました。どの参加者もかなり粘っていたようです。月草亭は、OM-1とHKIR改造のE-M10に、フィッシュアイレンズと12-45mmズームレンズを取っ替え引っ替え装着しながら、天の川やライブコンポジットによる北天の日周運動などを撮影しました。
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沈む北斗七星を見送る OM-1、12-45mm(22mm)、ISO3200・F4・15秒 |
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夏の大三角と天の川 E-M10、8mm、ISO3200・F4・15秒 |
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北天のライブコンポジット OM-1、8mm、ISO3200・F4・15秒×120(総露出時間30分) |
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全天の天の川 OM-1、8mm、ISO3200・F4・15秒 |
天文台に隣接するコスモスの館で短い睡眠をとり朝4時ごろ外に出てみると、薄明の西の空には沈む夏の大三角が、東の空には昇る金星と木星がいい感じで輝いていたので、スマホで手持ち撮影しました。
沈む夏の大三角 iPhone 15 pro・ナイトモード3秒/昇る金星と木星 iPhone 15 pro・ナイトモード3秒
朝食後は参加者全員で活動の振り返りをしました。撮影した写真を持ち寄りプリントあるいは端末上で鑑賞し合いながら、各人の写真歴・天文歴に仕事上の経験談などを交えて情報交換を行い大変盛り上がりました。(月草亭)
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