ASIAIRに赤経・赤緯を入力し、データベースに無い天体を探すための座標変換方法
投稿者:ASHI58
例えばAbell39など、ASIAIRの内蔵天体データベースにない星雲や銀河を探すには、赤経・赤緯を入力して赤道儀を動かす必要があります。
しかし、ステラナビゲータ等で表示される赤経・赤緯は以下のようにJ2000座標で表されます。
ところが、ASIAIRではJNow座標が使われているため、変換する必要があります。Web上で変換するツールとしてはTelescopius Calculatorが使いやすいと思います。まず、以下のようにJ2000を少数表示に変換する必要があります。
16 h 27 m 39.7 s を時間単位に直すと 16.46103 hr となります。
27°54′33″ を10進法で表すと 27 + 54/60 + 33/3600 ≈ 27.9092° となります。
これらを以下のようにTelescopius Calculatorに入力します。
この変換は2025/7/21の23:32に行いました。RASA8に715MCを取り付けて2800mmの焦点距離にしたとき、J2000ではAbellはカメラの視野に入りません。
次回はこの変換後のJNow座標で実際にAbell39が視野に収まるか確認する予定です。
* この方法が間違っていたら書き直します。
コメント
コメントを投稿