SeeStar s-30による恒星のスペクトル撮影

 投稿者:ASHI58

 4/25は黄砂のひどい夜でしたが、国府町コミュニティセンターで、おとめ座のスピカのスペクトル撮影に挑みました。

 回折格子は50本/mmです。Alibabaで見つけました。これより本数が多いと、画面からはみ出します。

 SeeStarのレンズ前は磁石が内蔵されているため、3Dプリンタで作ったリングの内側にピアノ線を埋め込み、このリングに回折格子を貼り付けています。



  まず、スピカを捉えないといけませんが、SeeStar s-30には恒星モードがありません。星雲や銀河モード等で、その恒星の近くを表示し、スカイアトラスに変えて恒星を探します。恒星をジョイスティック等で画面中央に持っていき、左右にふると、一時のスペクトルが現れますので、紫から赤まで全体を入れ、手動モードで露出を調整します。次の画像は黄砂で明るい空でのスピカのスペクトルです。この画像をRSPECやImageJ等のスペクトルを解析するソフトにかけます。その処理は次回に紹介します。



 




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