月夜と湿度の高い東の空でのSeeStars-30ベランダ撮影

 投稿者:ASHI58

 なかなか今年は晴れ間が少ないので、手軽に自宅ベランダ(東の空だけ見えます)で撮影できるSeeStars-30で電子観望会用の見え具合のテストをしています。

 結論として、月夜でも使えます。


 3月8日は月があり、湿度も高く、明るい恒星は大きく滲み銀河のように見えます(黄色っぽいのが銀河、白いのが恒星)。

 しし座のトリオ銀河 3月8日 20秒スタック52分露出


 ステライメージで明るさコントラストを調整



 フレーミング撮影(モザイクに相当)によるマルカリアンチェーン 3月8日 20秒スタック47分露出。短い焦点距離を活かして、広い範囲を写しました。まだ、この時間では完結していませんでした。

 3月9日も月が近くにあり、相変わらず湿度が高く、星が滲んでいます。気流が悪く、ライブスタック撮影がとぎれがちでした。薄雲も広がっていました。
 おおぐま座のM81ボーデの銀河, M82不規則銀河(葉巻に見える。中央でバーストしているがここでは少し赤く見える程度)。3月9日 10秒スタック28分露出(実際はこの3倍の時間をかけたが、星が移動していたので除外された)。
 
 ステライメージで明るさコントラストを調整



 M97ふくろう星雲は、小さいです。目が2つ並んで見えます。


 ステライメージで明るさコントラストを調整



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