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1月, 2025の投稿を表示しています

月、木星とスカイツリー

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ここのところ、惑星が大集合していますね。東京の空でさえもよく見えています。 1/10 18時頃に撮った写真を載せておきます。月、木星やアルデバランが写っています。 いつもスカイツリーばかりですみません。これが今の僕の日常なんですよね。 10代のときに望遠鏡で一生懸命、惑星を追いかけていたのを思い出しました。(安部 好史)

オールドレンズによる新しい(いや、古い⁉︎)星空観望スタイル

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昨夜(1月22日)、フィルムカメラ時代の古いタムロンのレンズ(マウント交換式のアダプトール2シリーズ)に、これまたレアな専用アクセサリーのテレビュー・アダプターを装着して星空観望してみました。 テレビュー・アダプターを取り付けることで、レンズが倍率(焦点距離÷20)の望遠鏡に早がわり! 双眼鏡と同じように正立像で楽しめます。倍率は焦点距離20ミリのアイピースで望遠鏡をのぞいた時と同じになる計算です。今回使用したレンズは135mmF2.5なので、倍率は6.75倍。見かけ視界は不明ですがおそらく50度程度と思われるので、視野角が7.4度となり、天文雑誌でよく紹介されている丸い双眼鏡視野とほぼ同じになり、何となく気分がいいです。 一応、スマホ(iPhone 15 Pro)で撮影しておきました。露出時間はナイトモードで5秒です。周辺はコマ収差が激しく写真性能は良くありませんが、ちょっと星を見るついでに記録を写真に残す分には十分です。 この頃、西の空では金星と土星が接近、東の空では火星と双子座の一等星(カストルとポルックス)が接近して三つ子のようです。まだしばらく楽しめそうですね。(月草亭) 撮影用スマホを装着した星空観望システム    金星と土星           カストル・ポルックスと火星 以下の投稿もぜひご覧ください。    タムロンのオールドレンズを活かす道を考えました

ふたご座のIC443くらげ星雲をSHOハッブル風に処理

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 投稿者:ASHI58  今日1月23日の鳥取市北部は昼間から視界が悪く、遠くの山は見えません。このまま夜も撮影に出られないまま1月が終わりそうです。  1年前のIC443をSHOパレット風に処理してみました。   パラメータは以下のとおり。  元画像は https://toritenkyo.blogspot.com/2023/12/blog-post_12.html です。

ふたご座の天体撮影(その2)

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江府町 宇田川です。連続投稿いたします。 他の撮影したふたご座の天体です。 ① Sh2-274 メデューサ星雲 撮影時刻:2025年1月22日20:36 30スタック×30秒=15分露光 修正 明るさ:+100 ブラックポイント:+74 彩度:+38 大きさは大きいですが、圧倒的に暗いです。  ②NGC2371 ドッグボーン星雲 撮影時刻:20:55 20スタック×30秒=10分露光 修正 ブラックポイント:+47 これは明るくてはっきり写りましたが、とにかく小さいです。トリミングで拡大してみました。 ③ IC-443 くらげ星雲 撮影時刻:23:13 82スタック×30秒=41分露光 修正 露出:+50 コントラスト:-20 明るさ:+100 ブラックポイント:+73 彩度:+9 ノイズ除去:+16 これは満月より大きいので、フレーミング機能を使いました。暗目なので、明るさをかなり増やしてみました。

ふたご座の天体撮影(その1)

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 ふたご座NGC2892 江府町 宇田川です。 昨夜久しぶりに長い時間晴れましたので、ふたご座の天体という宿題をこなしてみました。 対象物が暗目と思い、1スタックを30秒に設定しました。 撮影地:江府町大字武庫(自宅の裏) 撮影時刻:2025年1月22日20:03 50スタック×30秒=25分露光 修正:ブラックポイント +39 トリミングで拡大してみましたが、SeeStar S50では、黄緑色の球体としか写らないようです。
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2025/01/23 皆様 明けましておめでとうございます  ご挨拶が遅くなり申し訳ございません、穴ごもり状態の気高の星空、前田明則です  昨年暮れよりOnStepX、GP赤道儀の製作改造を目指し時間を費やしている日々  完成の際には観望会等でお披露目したいと思います 22日 少し、もやっていましたが久々に宵の口星空になったので気になっていた テーマのふたご座に関連するものを撮影してみました。 19/07 EosKissX6i 22mm 6.3   ふたご座ポルックスの下に火星、右端の下にシリウス、中ほど上に木星 大三角の様です又星座は右にオリオン中上にぎょしゃ座が写っています 19/47~ Sh2-274(メデューサ星雲) FL102S 644mm ASI294MCpro ガイド有り Gain450 3分20枚コンポジット 21/08~ IC443(クラゲ星雲) モノトーンの方がクラゲらしく見えるかな❓ シャープスター61EDPHⅡ 274mm ASI294MCpro ガイド無し Gain350 3分20枚コンポジット bay 気高の星空

ふたご座のメデューサ星雲をSHO処理してみました。

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 投稿者:ASHI58  晴れ間が少なくてふたご座が出てきませんので、以前撮影したふたご座のメデューサ星雲Sh2-274をPixInsightに組み込んだNarrowBandNormalizationで、SHO処理してみました。周囲6割程度トリミングしています。  ソフトウェアによる疑似的なハッブルカラーです。実際にモノクロカメラでフィルターを通して撮影したいと思います。各パラメータの値を示します。    元画像は以下にあります。     https://toritenkyo.blogspot.com/2024/01/blog-post_10.html

地球視点の立体オリオン座

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投稿者:ASHI58  通常の立体オリオン座の工作では、地球から見た、オリオン座の各恒星までの距離を棒の長さで表してますが、これでは台の裏側から覗かないと(覗けませんが)地球から見ていることになりません。  この工作では、地球から見て、各恒星がどう見えているのか、を地球側から観察するものを作りました。つまり、目と棒の先端までの間隔が地球から星までの距離に相当します。  この工作では、1cmが220光年に相当します。 ○こんなことが学べます  私たちは星座を2次元で見ていますが、星座を構成する各恒星は、それぞれ地球からいろいろな距離で離れており、視認している星の明るさは、距離に関係していることが学べます。  オリオン座の三ツ星上に位置する一番遠い星は「アルニラム(Alnilam)」です。地球から見ると、オリオンのベルトを構成する3つの星のうち、真ん中の星にあたり、地球から約2000光年の距離にあります。他の2つの星「アルニタク(Alnitak)」と「ミンタカ(Mintaka)」より約3倍も離れていますが、地球から見ると、2等星が一列に3つ並んでいるように見えます。  オリオン座の各恒星の地球からの距離は以下のサイトで見られます。   https://sorae.info/astronomy/20201111-orion3d.html  ○準備しよう  3Dプリンタで製作した立体オリオン座、M42星雲シール(カラープリンタで作成)、金や銀のペン、蓄光シール ○作ってみよう ① 3Dプリンタで、立体オリオン座を作ります。 ② 星の位置や浮彫の星の名称に、金や銀の色を塗ります。星は蓄光シールにすると、暗くなると光って星座っぽく見えます。 ③M42オリオン座大星雲をカラー印刷して貼り付けます。         

いっかくじゅう座 ばら星雲

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江府町 宇田川です。 ZWO SeeStar S50のフレーミング機能を行使して、ばら星雲の全体的画像を撮影できました。 撮影地:江府町大字武庫(自宅の裏) 撮影時刻:1月18日(土) 21:43 露光:209stack×20秒=69分40秒 補正 露出:+100 コントラスト:−30 明るさ:+100 ブラックポイント:+70 彩度:+100 晴れる機会を待ち侘びていましたが、やっと晴れて長時間露光ができて、フレーミング機能のほぼ限界の2×2の範囲で撮影出来ました。  

DSS星図で見つけた固有運動の大きな星

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 ここのところ天候が悪く何もできないのでDSS星図を眺めていたところ、固有運動の大きな星に気が付いたのでいつもの① DSS Poss1 Red、② DSS Poss2/UKSTU Red 及び③ PanSTARRS DR1 Color 画像を使って可視化してみました。  ただ無作為に星図を眺めているだけなので年間の固有運動が5秒を超えるような星に出会う事はごく稀で嬉しくなります。調べた結果、かに座の左側後ろ足の先にあるβ星タルフの近くのROSS 619 という星でした。(前田 式部)    ROSS 619   位置 08 11 57.56917 +08 46 22.9529   固有運動 ( 1069.812 –5094.220 ) →総固有運動 5.205秒/年   視差 147.7218 → 距離 22光年   V等級 12.834等 → 絶対等級 13.68等 ① DSS Poss1 Red ② DSS Poss2/UKSTU Red ③ PanSTARRS DR1 Color

白鳥座をUVレジンで作ってみました

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 投稿者:ASHI58  気が早いですが、夏の白鳥座を作ってみました。tokai手芸ショップに行くと、UVレジンコーナーがあり、百均に無いいろんな材料が揃っています。また、製作指導されている方がおられ、いろんな作品が並んでいます。  そこで見つけたのが小さなサファイアとトパーズの宝石模型。宮澤健司の銀河鉄道に出てくるアルビレオ観測所の屋根の上で回転している2つの球がそれらで出来ています。そこで、白鳥座を作ろうと思ったわけです。また、天の川を蓄光粉末で作るアイデアもあったので早速作業しました。  中央の天の川は青と緑の蓄光粉末を散らしています。右端の白鳥の頭の部分が二重星アルビレオです。蓄光粉末と宝石を下に示します。  この粉末はレジンで覆うとあまり光らないので、最後にレジンを流してから上にふりかけます。また、宝石は金属板の上にプラスチックで形成されているため、レジンと屈折率がほぼ等しく、レジンに覆われると下の板だけが見えます。そのため、この宝石も最後にレジンの上に乗せて固めます。  台座をUVレジンで作って付けました。

冬の超大三角

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みなさま、あけましておめでとうございます🌅 八頭町の山崎です。 なかなか天候に恵まれませんでしたが奇跡的に雲の少ない時に撮影できました。 火星と木星が冬の星空を彩っています✨ クルマに関係する星々が多くあって個人的にワクワクします。ミニバンNo.1の称号のあのクルマも星の名前が由来だったはずです。2等星のため星空では意外と知られていないのでは? 今回は全てLightroomで処理しました。 カメラ:CANON EOS RP レンズ:サムヤン  24mm F1.4 ED AS IF UMC f=1.4、10s、ISO3200 1枚目「ふたご座と超大三角」は クロスフィルター+ソフトフィルター 2枚目「見上げたら超大三角」はソフトフィルターのみ、Lightroomで4枚パノラマ処理

モンキー星雲をハッブルカラー風に

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投稿者:ASHI58    オリオン座の散光星雲であるモンキー星雲を、ハッブルカラー風に仕上げてみました。  PixInsightのH00処理等のパラメータです。赤と青の強調処理が難しいです。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2023年12月6日21:00 BORG71FL、UV/IRカット、ASI585MC、EQM-35PRO 3分×21枚、ダークのみ、ガイド無し PixInsight,Noise・Star・Blur X Terminator、SteraImage

パックマン星雲NGC281をハッブルパレット風に

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                                  投稿者:ASHI58  元旦の夜は期待してましたが、小倉は20時頃から雲が広がり、ハート星雲を狙ったのですが、全体が曇ってあきらめざるを得ませんでした。  こうなったら以前撮影した画像の処理しかありません。  カシオペア座のHⅡ領域のパックマン星雲を選んで、HOO処理しました。周囲2割をカットしています。  NarrowbandTransformationの値は以下になります。  ColourMask(Scriptのインストールが必要)、CanvasTransformartionは初めて使ってみましたが、奥が深くて経験を積まないと活用できません。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2023年12月6日21:15 RASA8,IDAS NB1 Di,ASI294MC-PRO,EQ6R ASI-PLUSガイド撮影 3分×18枚、ダーク、フラット PixInsight,Noise・Star・Blur X Terminator,SteraImage

カストルとポルックス - 称えるマーズとジュピター -

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皆様 あけましておめでとうございます おだやかな新年をお過ごしのことと思います 鳥取天文協会の冬テーマ「ふたご座」の年賀状を作ってみました 元日は好天に恵まれ夜の星活も楽しみにしていたのですが、時間が経つにつれ雲に覆われてきました それでも、ふたご座がほどよい高さになった頃、かろうじて1枚撮影できました ご覧のように雲がかかっています 折角なので、思い切り遊んでみました 星座イラストはiPadで描いたものをPhotoshopでレイヤー化し、星野写真レイヤーと不透明度25%でブレンドしています 火星と木星のレイヤーは過去に撮影したもので、比較明合成です(月草亭) 撮影データ   撮影日時  2025.1.2 0:05   撮影地  自宅(八頭町郡家)   マウント  ビクセン ポラリエ   カメラ  OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II   レンズ  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO(12mm)   露出  ISO 3200・f4・30″(ノイズリダクション)   その他  サイトロン スターエンハンサーフィルター使用   画像処理  Photoshop 2025

UVレジンで作る星座

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                                 投稿者:ASHI58  紫外線で固まるレジン(樹脂)を使うと、ペンダント、ネックレス、イヤリング、タイピン等、自分だけのオリジナルなアクセサリーを作ることができます。  冬のテーマ「ふたご座」を作ったのをきっかけに、自分や家族、孫用に誕生日の星座を作ってみました。    百均でいろんな色のUVレジンや、封入パーツ、フレーム等が入手できます。下の写真はダイソーで集めたパーツです。太陽、月、星や宇宙船、宇宙飛行士などの大きめのパーツや、金銀の星、小さな玉、蓄光の粉末などがあります。蓄光の粉末は天の川などに使えます。  UVライトは日亜のものを使ってますが、ダイソーのマジックペンライト等も使えます。

魔法使い星雲をハッブルパレット風に

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                                  投稿者:ASHI58  ケフェウス座の散光星雲のSh2-142魔法使い星雲を、ハッブルパレット風にしてみました。周辺2割トリミングしています。   NarrowbandNormalizationの数値を以下に示します。 データ 鳥取市河原町小倉にて。2024年11月20日19:34 RASA8,IDAS NB1 Di,ASI294MC_PRO,EQ6R -10℃,ASI-PLUSガイド撮影 3分×9枚、ダーク PixInsight,GX,SPCC,BXT,NXT,SXT,CS,StellaImage

カリフォルニア星雲をハッブルパレット風に

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                                  投稿者:ASHI58  カリフォルニア星雲をハッブルパレット風に仕上げてみました。    カラー調整をColorSatulationであらかじめ行い、NASAの色に近づくように赤を濃くしました。  NarrowbandNormalizationの数値を以下に示します。  データ 鳥取市河原町小倉にて。2023年10月24日4:00 RASA8,AIDAS NB1 Di,ASI294MC-PRO,EQ6R ASI-PLUSガイド撮影 3分×12枚、ダーク、フラット