2024.10.2 今年始めての木星と、ついでに土星も
今日からしばらく雨天の日が続きそうだということで、日が暮れてから夜半過ぎまで快晴だった昨夜、今宵を逃さじとばかりに、先日の土星に続き木星を撮りました。シーイングは良くもなく悪くもなくといった感じです。
撮影と画像処理の流れは、ASIAIRで導入しVideoモードで撮影(avi保存) → AutoStakkertでスタック(tiff保存) → RegiStax6でWevelet処理 → Photoshopで仕上げとトリミング(jpeg保存)といった感じです。
ASIAIRで導入はしますが、望遠鏡の合成焦点距離が長く導入補正(PlateSolve)は効かないので、フリップミラーと暗視野照明装置付きレチクルアイピースでの半自動導入です。午後10時半頃から木星が見えるようになり、カペラを導入しバーティノフマスクでピント微調整の後、午後11時前から撮影を開始。1分程度の動画を8カット撮りました。
ASIAIRのFiles ManagerにあるPlanetary Stackingや、WindowsアプリのASI StudioにあるASI Video Stackも試してみましたが、fits保存の必要を感じない、スタックに時間がかかる(特にASIAIR Plus内での処理時間は長すぎる)という理由で、前述の方法がしっくりきます。
ついでに一昨日の夜撮った土星の写真です。こちらはシャッタースピード200msです。同じ機材構成・光学系での撮影です。(月草亭)
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