2024.5.3 コリメート撮影を楽しむ
iPhoneをアイピースに確実に取り付けるために、まず、iPhoneのメインカメラの光軸がアイピース取付部の穴の中央に来るように、iPhoneをスマホホルダーに取り付けます。スマホホルダーのアイピース取付部の内径は46.4mmなので、ぎりぎり収まるステップダウンリング46mm→43mmをあらかじめ取り付けておきます。そして、アイカップを取り外したアイピース(ネジ径43mm)をしっかりねじ込みます。これでiPhoneが脱落する心配は、ほぼありません。
iPhoneのカメラアプリにはナイトモードがあり、以下の手順で設定できます。最長30秒までの撮影が可能です。また、画面の一部を長押しすることで、AEロックとAFロックができます。僅かな手ブレを防ぐために、iPhoneと連動したApple Watchのカメラアプリでレリーズしました。
iPhoneのメインカメラは、好みにより24mm・28mm・35mm(フルサイズ換算)を切り替えられます。正立左右逆像なので撮影後に左右反転させ、スクエアフォーマットにトリミングしています。アークトゥルスを撮影しました。
E-M10は、ステップダウンリング46mm→43mmを介してアイピースに取り付けました。カメラが小さくてレンズ付きでも軽いので、これでも強度は十分だと思われます。コル・カロリ、ミザールとアルコル、M51を撮影しました。M51は容易に視認できないので、ハンドコントローラーの〝正確なGoTo〟コマンドで近くの恒星を導入後に、視野中央に導入しました。
まったくの余談ですが、次の写真は、ケンコーのピラー脚(外径100mm)にビクセン・ED80Sf鏡筒用のバンド(1本売りなので経済的!)と自由雲台経由でタブレットデスク(サンコー・CLHCMAN3)を取り付け、iPadを載せたものです。すごく便利です。(月草亭)
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