米子東高校自然科学部「星撮県フォトコンテスト」作品展





鳥取市のとりぎん文化会館のフリースペースで今月14日から本日まで行われている米子東高校自然科学部「星撮県フォトコンテスト」作品展を見に行ってきました。

この作品展は、「若者がつくる星取県ネットワーク」の登録団体である米子東高校自然科学部の部員が、鳥取県西部地区在住の小・中・高等学校の児童・生徒を対象に、「若者に星を見るきっかけをつくるとともに、鳥取県の星空の魅力のさらなる認知に努める」ことを目的に、部員自らが企画・募集・審査などを行ったものです。高校生たちの本気度が伺えます。

近くの自然や街並みの中で出会ったきれいな星空風景や皆既月食など、30点展余りの力作が展示されておりました。スマホやタブレット、コンパクトカメラ等でスナップ感覚で気軽に撮られた写真が多かったように思います。オリオン座の写った作品が多かったです。オリオン座大人気です。

併せて、鳥取県が推進する星空保全の取り組みも紹介されていました。現在、星空保全地域に県内7地城が指定されており、全県土面積の3分の1以上に及びます。わが八頭町も昨年4月に指定され、今後もきれいな星空の下で観望や写真撮影ができると思うと、気合が入ります。

今回の「若者がつくる星取県ネットワーク」の登録団体や私たち鳥取天文協会のような愛好家グループをはじめとする一般県民の活動、そして産学官連携の取り組みが県内外に広く浸透し、美しい星空がいつまでも保全されることを願ってやみません。(月草亭)

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